3月7日から質実剛健で信頼のブランド、ogawa(オガワ)のテントやキャンプギアのセールが始まりました!
憧れのアポロンをはじめとしたテントやタープ、性能は折り紙付きのチェアやコットなど、幅広いアイテムが30%以上(中には半額以上のものも!)のセールとなっています。
当記事では、ogawaユーザーでもある自分が見て、これは良い製品だし確かにお買い得だと思う商品に厳選してピックアップしますが、他にも色々販売されているのでショップをご覧になってください。
まずは山ほど出品されているテントからピックアップします!
テーブル・チェアやタープなど、ギア類についてはこちらの記事をご覧ください。
注意!セールはogawa公式ショップのみです
1点大きな注意点として、セールになっているのはogawa公式ショップのみです。
ogawaの製品はさまざまなショップで扱っているので色々出てくるのですが、必ずogawa公式ショップで探してください。
セール対象のテント
今回のセールでは人気のものも含め、多くのテントが出品されています。
ogawaは確かに値が張るのですが、幕生地の質(明らかに他メーカーより厚くてしっかりしている)や剛性(風にさらされるキャンプにおいては重要)に明らかな優位性があると利用ユーザーの実感として言い切れます。
他メーカーのテントも持っていて使っていますが、何だかんだでogawaが一番良いよね、というのが妻との共通認識です。特に小さい子どもがいるファミリーキャンパーにとっては、不安を抱えずに充実したキャンプ時間が送れることは、何にも増して大きなメリットだと思います。


アポロンTC
まずはこちらから。今やogawaのフラッグシップとも言えるアポロン(TCモデル)が30%OFFです。
196,000円 → 137,830円 30%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

見てくださいこの開放感!
そしてTCモデルのホワイトカラーはキャンプ場で圧倒的に目を引きます。たまにキャンプ場で出会うのですが、その度に羨望の眼差しで見てしまいます。
TC素材ということは、冬にサイド面から薪ストーブを出せるということです。
ポリエステル素材のテントでは、いくら煙突部分のガードを施したとしても、やはり不安がつきまといますが、TC素材であれば安心。
それを見越してか、こちらの画像のようにサイド面はすべてトリプルファスナーが採用されています。

TC素材は、ポリエステルとコットンの混紡生地。
まず第一に火の粉に強いことが特長で、素材としてはコットンの肌触りや吸湿性、ポリエステルの速乾性やシワになりにくさを兼ね備えています。通気性や吸湿性に優れ結露しにくいことや、生地自体が厚いので夏は日差しを遮り冬は保温性を発揮します。
自分も幾度となく追加で買いたいと思ってきたテントですし、まず間違いない逸品です。
それが今なら30%OFFということで、気になる方は絶好のチャンスです。
アポロンS
上記アポロンTCは4人はもちろん5人でも使えるのですが、もう少し小さめのテントがいいよという方はこちら。一回り小さいSですが、脅威の50%OFFです!
141,900円 → 70,950円 50%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

アポロンの造形と剛性をそのまま受け継いだコンパクトサイズで、シンプル構造ゆえに立てやすく使い回しが効くのが大きなメリット。キャンプサイトの広さがそこまで大きくないときでも張れるのがポイントですし、2人でのデュオキャンプであればこちらのサイズでも良いかもしれません。
小さくてもアポロンの特長の開放感と強靭さはしっかり備えており、全面開放や全面メッシュなどさまざまなバリエーションが取れます。
なお、こちらはTC素材ではなくポリエステル75dです。
ロッジシェルターII
アポロンのサイズが検討できる方であれば、こちらもオススメさせてください。
シンプルながらめちゃくちゃ使い勝手が良いロッジシェルターIIです。35%OFF!
実は、ロッジシェルターⅡにもTCモデルがあり、そちらが激推しではあったのですが、もうすでに売り切れてしまいました…。
187,000円 → 121,550円 50%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

こちらは実物をぜひ見ていただきたいのですが、とにかく広い!間口350cm×全長460cmのスペースは家の部屋より広く感じます。自分が見てきた中では、アポロンやスノーピークのランドロックより広く感じました。
そしてサイド面・前後パネルともに全開放できるので、開放感が半端ないです。
さらにアポロンより設営がしやすいことや、幕の生地がポリエステル 210dと極厚で安心感や居住性が非常に高いです。
キャンプギアをたくさん並べたい人や、ペットと一緒にキャンプしたい人にとっては理想的なテントだと思います。
唯一、インナーテントが付属していないので別に用意する必要があることが引っ掛かりますが、【インナー1522】というインナーや(こちらもセール対象商品、40%OFFです)、ソロ用テントのステイシーST-2が余裕で入りカンガルースタイルで過ごせます。
ホズST
ソロもしくはデュオ用途のコンパクトなテントもかなりお買い得です。
63,800円 → 31,900円 50%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

正直「ホズが3万円か~」と思わずにはいられないのですが、ogawaの中では珍しいカラーのスタイリッシュなドームテント。
前後両サイドに出入り口が取れ、魚座型フレームという構造で剛性が高く、ドームの形状に合う形で変形のインナーになっています。
何よりポールやすべての付属品を含めて3.34kgという重量なので、徒歩でも持っていけますしツーリングキャンプには最適です。
オーナーロッジ タイプ78R
ogawaといえばこれ!という定番モデル。ステッカーなどのグッズでもこのオーナーロッジがモチーフになっているものが多いです。こちらの定番にして代表モデルも30%OFFです。
162,800円 → 113,960円 30%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

何と言ってもこの見た目の可愛さですよね。その名の通りロッジを彷彿とさせるフォルムが目を引きます。「オーナーロッジ タイプ78」は1983年発売。そのモデルを2023年にリニューアルしてオーナーロッジ タイプ78Rとなっています。
こちら、店頭でも実物を見ていますし設営体験もしたことがあるのですが、ものすごく設営が簡単です。
そのくせ使いやすさや快適さはしっかり備えており、40年以上アップデートしながら売れ続けていることもうなづけます。
両サイド・背面が張り出し可能で、色々なバリエーションが楽しめるのもポイントです。
オーナーロッジ タイプ78R TC
同じくオーナーロッジ タイプ78RのTCタイプもセールになっています。
TCタイプの方が価格は高いのですが、30%割引になっているのでポリエステル素材のノーマルとの価格差が2万円を切っており、個人的にはこちらの方がオススメです。
184,800円 → 129,360円 30%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

繰り返しになってしまいますが、TC素材は通気性や吸湿性に優れ結露しにくいことや、生地自体が厚いので夏は日差しを遮り冬は保温性を発揮すること、そして燃えにくいという性質があるので、冬に薪ストーブが使えるんです。個人的にはこの1点のみでもTCテントを購入する理由になります。
オーナーロッジ タイプ52R (ノーマル・T/C)
同じオーナーロッジでももっとコンパクトが良い!という方に向けたサイズもあります。
個人的には、こちらより78Rの方が居住空間があって好きなのですが、40%OFFになっているので価格がかなりお手頃になっています。
ノーマル:113,300円 → 67,980円 40%OFF
TC:121,000円 → 72,600円 40%OFF
さらにPayPayポイントがキャッシュバック!
78Rよりさらに簡単な設営と、このサイズ感だからこそできる自動車との連結に特長があります。
サイド面の張り出しができないのと、前室部分には40cmくらいのスペースしかないので基本的にはインナーテント内での居住用。
キャンプで活用するにはタープを張ってこのテントとは別にスペースを設ける必要があります。
ピレウス/シャンティR/ヒュッテレーベン/クーポラ
変わり種もいくつかピックアップしてみます。
まずは2023シーズンの新作テント、ピレウスとシャンティRが早くもセール対象に。しかも驚きの50%OFF超えです!
この2つよりはちょっと遡りますが、2021年の新作ヒュッテレーベン、2022年のクーポラもともに55%OFFです。
それぞれのテントは新作発売時に実物を見てきた記事があるので、こちらをご参照ください。
ピレウス
145,200円 → 65,340円 55%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

「安すぎでしょう…」と思わずつぶやきました。
フライ(外幕)もインナーもTCなのに…。2023年モデルと結構新しいのに…。
他で見ない独特なシルエットで、センターポールが存在しないので室内の空間の自由度が高いテントです。独特すぎてあまりヒットしなかったのでしょうか…。
シャンティR
110,000円 → 55,000円 50%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!
実物を見て仰天したテントです。
確かにこれならタープは別で用意しなくていいですし、実は外側にポールを回すタイプで、3本で立つ構造になっています。
つまりは設営・撤収が楽ということで、さらにサイドの大型メッシュやインナーテント側のベンチレーションなど、非常に機能性を考えられたテントではあります。
閉じているときのおとなしさから、フルオープンのインパクトのギャップがすごい(苦笑)
オーナーロッジ ヒュッテレーベン
137,500円 → 61,875円 55%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

こちらも安すぎ。この価格でTC素材のテントです。
好みは分かれるかもしれませんがこの特徴的なフォルム。シェルターという扱いなのでインナーテントは別売りになっているのですが、左右で分かれるということは、いびきがうるさいと妻から苦情を受ける自分のために作られたテントなのではないかと、発売当時には思いました。
クーポラ
196,900円 → 88,605円 55%OFF さらにPayPayポイントがキャッシュバック!

ヒュッテレーベンの発展型とも言えそうなこちらは2022年3月発売。
超個性的な外観から、当時隆盛だったカマボコ型でも「普通にはしないよ!」というogawaの意地を感じました。
取り外し可能なグランドシートが付属しており、インナーテントはTC素材とこれ1つで色々な使い方ができます。実際に使い勝手が良いというユーザーの声もあります。
しかし安すぎでしょう…。
テントはogawa
ここまで紹介してきたogawaですが、1914年創業の老舗アウトドアブランドであり、実に100年以上の歴史を誇るれっきとした日本ブランドです。
1914年、「小川治兵衛商店」として軍用テントやザックを作るところから始まり翌年には小川工業株式会社に社名変更。どこの国でも軍用とされる条件は厳しいものですが、第二次世界大戦前は日本軍、戦後はアメリカやヨーロッパ各国の軍に納入し、強度と居住性が認められてきたルーツがあります。
「小川テント株式会社」への改称・設立は戦後間もない1946年。しばらく国外向けのビジネスが続いた後、ヨーロッパのオートキャンプブームが日本に到来することを確信して1961年に初の国内向け民生モデル「オーナーロッジ第1号」をリリース。
大阪万博のパビリオンのテントや東京ドームの天井の内張りを手掛けるなど、「実は」というところにも小川のテントや技術が使われています。
その後、「小川キャンパル」から現在の「キャンパルジャパン」へと経営の変遷を辿ってきていますが、その歴史と技術力は脈々と引き継がれユーザーの変わらぬ支持を集めています。
テントを中心とするプロダクトはまさに質実剛健。「玄人好み」とも言われる所以は、そんな歴史が培ってきたところにあるかもしれませんし、「テントはogawa」という言葉の通り自信と信頼に溢れています。
ogawa関連記事はこちらから
自分のメインテントはogawaのティエラ5-EX2ですし、ogawaの製品を数多く実際に使用しています。
それらogawa製品の記事は下記にまとめていますので、あわせてご覧ください。