さて問題です。
こちらの写真、どちらが本家ユニフレームのフィールドラックか分かりますか?
ご覧の通り、一見しただけではほぼ間違いなく違いは分かりませんが、一つは本家ユニフレームのフィールドラック。もう一つは格安で販売されているHIBARIのフィールドラックです。
今回、両者の違いについて徹底比較したいと思います!
フィールドラックとは
自分自身かなり早い段階で買っていて、キャンプでも自宅でも大活躍しているユニフレームのフィールドラック。
- 折りたたんでコンパクトに収納でき、運搬の際に隙間に入れることができて場所を取りません。
- ローチェアの横に置いて道具や材料がさっと手に取れたり、サイトやテント内の整理でも重宝します。
- 耐荷重も30kgなのでクーラーボックスを置いたり、焚き火台の横で薪を置いておいたり、熱いものを置いたり、キャンプで使う上では何を置いても大丈夫な多用性があります。
- 4段まで重ねても使えて多重ラックやシェルフとしての機能もありますし、見た目もシンプルなので他の収納ギアの邪魔をしません。
さらに威力を発揮するな~と思ったのは、雨天でのキャンプのときでした。
雨で地面がぬかるんでいたり濡れていると当然地面に物が置けなくなりますが、このフィールドラックがあればへっちゃらです。
一つ持っていても損はないと断言できますので、持っていない方はぜひ検討してみてください。
(一つ買うともう一つ欲しくなります 笑。自分の経験談です^^)
天板を使えばミニテーブルに!
このフィールドラック、純正の”WOOD天板“と”ステンレス天板“が発売されており、こちらを使うとミニテーブルに早変わりします。
キャンプのときにチェア横でちょっとした物を置くテーブルとしても便利ですし、縦に重ねて2段ラックにしたり、最大4段まで組めるのでシェルフ代わりにもなり、一番上に天板を置けばさまざまな物が置けるファニチャーになります。
さらに、我が家がまさにそうなのですが子どもが遊んだりお絵かきをするテーブルとしてちょうどいい高さで、自宅でも大活躍します。
ステンレス天板の方は横にせり出すように作られており、そこにシェラカップや小物を引っ掛けることができます。これがまた便利。
どちらも定価3,900円です。人気・スタンダード商品なのでほぼ値下がりはしません。
ウッド天板ならsotosotodaysの別注モデルがオススメ
さらに、木製のWood天板であれば、小田原のアウトドアショップsotosotodaysとユニフレームがコラボした別注モデルがおすすめです。
取り扱いは小田原のsotosotodays実店舗・楽天とYahooのみとなりますが、オリジナルより落ち着いた色合いで、雰囲気をぐっと上げてくれます。
正式コラボ商品なのでもちろんフィールドラックにぴったりはまり、他の人と被ることも少ないことも魅力です。
●サイズ:592×342×9mm
●材質:シナベニヤ合板(着色)
sotosotodaysオリジナルロゴ焼印入り
格安のフィールドラックがある!
このように用途が多岐にわたり使い勝手抜群のユニフレームのフィールドラック。
ネックは1台4,500円とちょっと高額なことです。
そのネックを解消し圧倒的にコスパが高く、かつ本家ユニフレームと”ほぼ”まったく同じ商品が販売されています!
フィールドラック×2と収納ケースが付いて5,800円!
それがこちら、HIBARIのフィールドラック。
なんと2枚組に収納バッグも付いてお値段5,800円!
同じ構成をユニフレーム純正で揃えるとフィールドラック本体4,500円×2+収納バッグ3,000円=12,000円なので、半額以下となります。
僕はこの商品を知らず、ユニフレームのフィールドラックを2つ買っていたのですが、追加でこちらも購入しました!
いつもは「あまりモノを増やさないで!」と言っているワタシも、フィールドラックは本当に便利でいくつあってもいいからOK出したよ!
本家と徹底比較!
ユニフレームとHIBARI、両方持っているからには比較せねば!ということでw、これから購入を検討される方のために比べてみました!
見た目の違い
まず見た目ですが、冒頭の写真の通りほぼ、というか近づいてもまったく違いは分かりません。
HIBARIのものを使っていても、横を通る人からは「お、ユニフレームのフィールドラックか」と確実に思われます。
大きさ、高さもまったく一緒です。
それならコスパ良い方がいいじゃん!
その通りだと思うけど、さすがユニフレーム(本家)と思うところもあるから、それを細かく紹介していくね。
作りの違い
比べようと思って眺めていたのですが、しばらく違うところを見つけられませんでした(笑)
でも、よ~く見ると、少しの違いがあります。そしてここがユニフレーム、メイドインジャパンの技術力の高さでないかと思います。
こちらの写真のように、角の形状が若干異なります。
どっちがどっちだか分からなくなって、今確認しに行きました(笑)
左がHIBARI、右がユニフレームです。HIBARIの方が少しスクエアです。
これ、改めて見るとアールの作り方、脚の溶接箇所にユニフレームの技術が光りますね。
続いて脚部分。左がHIBARI、右がユニフレーム。
1本支えを入れないと強度的に問題が出るのかもしれませんが、ここでもユニフレームの技術がいかに高いか分かります。
これ、ふだん普通に使う分にはまったく遜色ないよね?
…うん。
でも、「あ、やっぱり本家と違うな」と思ったところもあったよ!
本家と比べたときの弱点
ユニフレームのフィールドラックも最初は脚を組み立てるとき「固ってぇ!!」と思ったのですが、HIBARIはそれ以上に固いです。
まず、脚を持ち上げるときのスムーズさが全然違います。畳まれている状態から結構力を入れて広げることとなります。
そのうち緩くなってくるのかもしれませんが、これはユニフレームのメイドインジャパンの品質の高さが素晴らしいということなんだと思います。
そして、脚をフレームに引っ掛けるところ。ここが最初は本当に難儀します。
「これハマるの?」と疑うレベルで固いですが、両手でしっかり持ち天面横のフレームに親指を当てる形で引っ張るのがコツです。
…ということは。そう、脚を畳むときも同じように苦労します。
本家を知っている身からすると、気になるのはこの部分で、逆に言うとここだけでした。
あとはまったく同じように使えます。
ユニフレームの天板はハマらない
あと、当然かもですがユニフレーム純正の天板はハマりません。
ご覧のように片側が浮きます。まぁ、これは仕方がない。
収納バッグがとびっきり優秀
と、本家と比べると若干の違いはありますが、それぞれ使う分にはまったく問題がないと思います。
本家ユニフレームのフィールドラックに比べて半額で買える、というメリットの方が大きいです。
そしてそれに加えて、このセット商品に付いてくる収納バッグがめちゃくちゃ優秀です。
このようにHIBARIのロゴが入ったバッグは傷や緩みに強い900Dポリエステル製で、クッション性もありとても丈夫に作られています。
さらに、下の写真のように中に仕切りが付いていて、片側2枚合計4枚のフィールドラックが入ります。
この仕切りがあることで中でフィールドラック同士が擦れ合うことを防いでくれて、運搬の際にも安全に守ってくれます。
フィールドラックを生身で車載した経験がある方は分かると思うのですが、結構ガタンガタン音がするんですよね。それがこの収納バッグのおかげで軽減されるかな、と期待しています。
このバッグのおかげで、元々持っていたユニフレームのフィールドラック2枚もこちらに収納できるようになりました!
HIBARIのフィールドラック、おすすめです
このように、フィールドラックは汎用性がありとても便利ですし、持っていて損は無いギアです。
それが2枚+収納バッグが付いて5,800円。
本家ユニフレームの半額以下で買えるということで、これは間違いなくお買い得。非常にオススメできる商品ですので、持っていない方はぜひご検討ください~。
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