千葉県のキャンプ地は東京湾フェリーで

千葉県のキャンプ地へは東京湾フェリーで

東京からのアクセスも良く、少し車を走らせれば自然が豊かな千葉県。
たくさんのレジャー施設がありますがキャンプ場も多く、温暖な気候から特に冬シーズンはファミリーキャンプをする上で利便性が高いエリアでもあります。

神奈川県の鎌倉住まいの我が家は、そんな千葉県に行くときはフェリーを使います。

キャンプに向かうのにフェリー?と思うかもしれませんが、神奈川から千葉に向かうならアクアラインの渋滞を回避し非日常の旅気分を満喫できる東京湾フェリーがおすすめです。

今回の目的地は「RECAMP 館山」

5月最後の土日で千葉県館山市にある「RECAMP 館山」に1泊キャンプに行ってきました。

この日は満サイト。とても賑わっておりました。

RECAMP 館山は僕が住む鎌倉からは三浦半島・東京湾を挟んだ千葉県の南端に位置します。

2021年にクローズした館山ファミリーパークをキャンプ場としてリノベーションした施設で、プレオープン期間を経て2022年3月18日にグランドオープンした新しいキャンプ場です。
過去行かれた方の口コミでは改装中の写真なども多かったのですが、改装はしっかり完了しているようで、全面芝生の青々としたフィールドがとてもきれいに整えられたキャンプ場でした!

公式サイトや予約を行うなっぷからだけだと詳細が分かりにくいので、キャンプ場のレポートは次回記事としてまとめたいと思います。

敷地・区画が広いのでぎゅうぎゅうという感じではありません

千葉県へは東京湾フェリーでアプローチ

神奈川県、特に湘南・三浦方面から千葉県に向かうとき、おすすめはフェリーでの渡航です。
神奈川県の久里浜と千葉県の金谷を結ぶ東京湾フェリーは所要時間40分

屋上甲板から

東京湾フェリーは春・夏と秋・冬で若干ダイヤが変わりますが、1時間に1本運航しています。
船なので当然ながら定時に間に合うように到着し、自動車のまま乗り込みます。

今回は10時20分の便を目指すも自宅を出発するときに手間取り、かなりギリギリになる見込み…。
道中時計を見ながらヒヤヒヤもので、フェリー乗り場に到着したのは出港5分前。そこからチケットを買い、乗船したのは1分前

痺れました~!

ギリギリまで乗せてくれるんだ、ということが図らずも分かったねw

何はともあれ、無事予定の便に乗船でき、旅気分満載のスタートとなりました。

source : 東京湾フェリー

こちらの地図にあるように、鎌倉から南房総まで直線的に行けるので、我が家の場合はこれが最短ルート。
アクアラインを使う場合、意外と北の方まで車を走らせないといけないんですよね~。

休日のアクアラインは辛い

川崎と木更津を結ぶアクアラインですが、休日の午前中は川崎→木更津、午後は反対方向が必ず渋滞します。
アクアライン全線で渋滞が繋がって通過に1時間+アクアラインに乗る合流地点で30分以上とかザラにあり、ゴールデンウィークなどの連休時はもっと混むこともあります。

何が辛いって、微動だにしない渋滞なんだよね…

渋滞に巻き込まれると時間が読みにくくなり、目的地への到着時間が遅くなるので可能な限り避けたいところです。
特にキャンプの場合は到着後に設営があります。夕方以降の到着になると暗くなってきてしまうこともあり、時間に余裕を持つことが大切です。

フリーサイトだと良い場所が埋まってしまうしね…。

金谷港からは高速インター、JR駅が至近です

千葉県側の金谷港で下船した後のアクセスも便利です。

  • 高速の富津金谷ICまで2分
  • JR浜金谷駅まで徒歩7分

下船後最短ルートで目的地に向かえますし、帰りも時間の計算がしやすく、ちょうどいい場所にフェリー乗り場があることもおすすめポイントです。

なお、久里浜側はフェリー乗り場から駅まではちょっと離れていて、徒歩だと30分弱掛かります。
徒歩の場合はバスを使うのが良いと思います。

フェリー活用のメリット・デメリット

フェリー移動のメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。

メリット

  • アクアラインの渋滞に巻き込まれない(時間が正確に計画できる)
  • 乗船している40分間は休息できる(到着したときには既に疲れてしまっていて設営が大変、ということがない)
  • 食事を持ち込めば移動時間をさらに有効活用でき、目的地に早く到着できる

デメリット

  • 定員(積載できる自動車の数)があり、乗れない場合は次の便まで待つ必要がある
  • 自動車を載せてもらう場合、片道4,400円 往復7,800円(普通車)+同乗者別途
  • 久里浜↔金谷なので、久里浜までが遠い方はそこまでの移動が大変

一番大きいのはアクアラインであればETC割引で片道800円のところ、4,400円(自動車+運転者)+同乗者900円(大人1名あたり)が掛かることでしょうか。
時間を取るか、コストを取るか…。難しいところですが、僕はアクアラインの渋滞ハマりもフェリー移動も両方経験しており、フェリー移動の楽さを知ってしまったのでフェリー一択です。

船旅は目的地が近づく様子がワクワクします

定員オーバーにご注意

デメリットに挙げた「定員がある」ですが、今回の復路が実際に定員オーバーでした…。

昨年6月の日曜日にフェリーを使ったときは、確か15:20の便だったと思います。
そのときは混雑しておらず、20分前到着くらいで乗れたので今回も心配せずに向かったのですが…。

今回千葉から神奈川への復路は当初17:20出港の便に乗りたく、16:40頃にフェリー乗り場に着きました。そこで見た光景は駐車場いっぱいに並ぶ乗船待ちの車…。
「これはまさか…」との不安的中で、

17:20の便は一杯なので次の18:25便になります~

とのこと。待ち時間が結構あるのですが、ここからアクアラインの渋滞に向かうのも嫌だし、往復チケットを買っているし…ということでフェリー乗り場で待つことに。

乗れなかった6番目でした(涙)

想定外でしたが最高の夕焼けが見られました

ところがこの金谷港18:25発の便が、なんと日没タイミングとドンピシャ!
怪我の功名という訳でもないですが、図らずも夕景クルーズを楽しむことになりました\(^o^)/

東京湾フェリーからの夕日

完全に想定外でしたが、夕日に向かって進む船。
この日は晴天だったこともあり、きれいに訪れるマジックアワー。
旅の最後の思い出が思わぬ形で作れました。

マジックアワーを船から楽しむという僥倖

日曜夕方の便は定員にご注意

東京湾フェリーの客船は旅客定員が680名、最大車両積載台数が乗用車105台オートバイ約30台です。特にレジャー季節の日曜夕方が利用客のピークとなり、乗用車がシビアです。

係の方に聞いたところ、

連休以降、天気の良い日曜日はこんな感じですね~

とのことでしたので、日曜夕方の便は余裕を持って列に並んだ方が良さそうです。

なお旅客数は余裕があり、船内客室の椅子やソファーに座ることもできますし、甲板もすし詰めということはありません。乗船できればゆったり船旅が楽しめます。


「船」は一般的には馴染みがないと思いますので、何だか特別感があってワクワクします。

キャンプ地に着く前から非日常のレジャー気分が存分に味わえてしっかり旅気分を満喫できますし、何より土日祝日のアクアライン渋滞を回避でき時間短縮&渋滞による疲労が無いというメリットが大きいです。
機会があればお試しください~。

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