先日久しぶりにOgawaの直営店、GRAND lodgeに行って2023年の新作テントを色々と見させてもらいました。
既存テントの改良版やタイプ違いから変わり種までたくさんあったのですが、今日はその中からソロ・デュオキャンパーから高い支持を得ているステイシーの後継モデルをご紹介します。
現物を見させてもらって、「ST-2じゃなくこっちにした方がよかったー！」と嘆いたレベルの優れたテントでした！
ステイシーファルダ
とても簡単に設営ができ、一人で使うには十分な広さを持ち、さすがOgawaという品質と使い勝手を誇るステイシーST-2。僕も愛用しています。
インナー込みの重量2.7kg、付属品ポールを入れても3.9kgという軽さでありつつ、居住性抜群のお気に入りテントですが、唯一スカートが付いていないことだけ、秋冬のキャンプを考えると気になるポイントではありました。
やはり同様の声や要望が多かったようで、このステイシーST-2にスカートを付け、改良を施したテントが2023年新作のステイシーファルダとなります。
外観はステイシーST-2同様
サイズや素材はステイシーST-2とまったく同じです。
そのため、一見しての外観はST-2と見間違います。
背面からのシルエットもST-2と同じですね。
色味はファルダは「ダークブラウンxサンドベージュ」となっており、ST-2より濃い色になっています。ティエラ5-EX2など他のテントにも使われているいわゆるOgawaっぽい色で、これもカッコよくてGOODです。
そしてこちらの写真でも分かるように、全周にスカートが付いています。
スカートがあることの安心感
僕はまだ真冬にST-2でキャンプを行ったことがなく、スカートの有無がどれくらい寒さ軽減に効力を発揮するのか定かではないのですが、他のファミリーテントでそのありがたみを強く感じています。
また、雨天時も雨が侵入することを防いでくれるので、前室で過ごすときの快適さや安心感は非常に高くなったのではないかと思います。
側面にメッシュ窓
そしてもう１点、改良されたポイントとして前室側面が上部だけ開き、メッシュ窓になる機能が追加されました。
サイドパネルを閉じながら窓が作れるこの機能、とてもいいなと感じました。
スムーズかつ裾を汚さずにサイドパネルを開閉できる優れもの、ゴム付きのファスナーもST-2同様装備です。
機会があれば是非試してみてほしいのですが、これ本当に便利なんです！
スペック
| 重量 | 約4.04kg（付属品除く） |
| フライ:約1.62kg、インナー:約1.3kg、ポール:約1.12kg、付属品:約0.48kg | |
| 素材 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) ポール:7001アルミ合金(φ9mm、φ10.3mm、φ9.5mm) |
| 収納サイズ | 53.5x20x20cm(フレーム折り寸40cm) |
| 付属品 | 張り綱2mx6本、セルフスタンディングテープ(前室部分)、アルミピン20cmx15本、収納袋 |
ステイシーST-2にはカーキのカラーモデルもありますが、ファルダはダークブラウン×サンドベージュのみ。
そしてお値段ですが、税込み59,400円です。
スカートが付いてなく、サイドパネルのメッシュ窓も無いステイシーST-2が税込み54,780円。この差であればオールシーズン使えて利便性も増しているファルダの方に軍配が上がるかなと思います。
正直、ST-2を購入したときに選択肢として存在していれば、間違いなくこちらのファルダを選んでいます。
ogawa GRAND lodge
ogawaの純正製品が数多く陳列され、テントも実物を見たり試したりすることができる直営店、グランドロッジが全国に展開されています。
特にテントは高価な買い物ですし、実物を見られる機会も少ないので検討されている方は訪問することをお勧めします。
ファミリーキャンプ用のメインテント、ogawa ティエラ5-EX2の詳細をレビューしています。
また、テントをこれから選ぶ方向けにポイントを解説しています。よろしければご覧ください。
車を少し走らせたところにogawa GRAND lodgeがあることもあり、用がないのに時々行っては必ず何か買って帰ってきています（苦笑）
