四徳温泉キャンプ場の思い出 vol.1

四徳温泉キャンプ場の思い出 vol.1

そういえば去年行ったキャンプの記事、上げてなかったな~

と思うこと数ヶ月、今更感満載ですが昨年10月に行った四徳温泉キャンプ場の様子をお伝えします。

四徳温泉キャンプ場は最も近い集落が10km離れている、山間の渓谷の中にぽつんとあるキャンプ場。
自然に囲まれたキャンプを求めている方にとっては絶好のロケーションです。

四徳温泉キャンプ場所在地
長野県の伊那渓谷の山奥にあります

冬の間はキャンプ場に通じる峠道が封鎖されており、ようやく3月18日から2023年の営業が開始されました。

紅葉キャンプがしたい!

訪問したのは10月21日から23日。
遠くまで行くから…ということもありますが、我が家のキャンプは2泊3日が基本となっています。
2日目、何もせずにのんびり過ごすのがいいんですよね~。

そして今回のお目当ては「紅葉」
秋が深まっていくシーズンに自然たっぷりの山奥ということで、「このあたりだろう」と予測して夏に予約していました。

ところが…

一週間早かったーーーー(泣)

キャンプに行った10月中旬が思いの外暖かく、色付きはまだまだという結果に。
虫もいなくて気候も穏やかな良い環境だったのですが、紅葉ど真ん中でのキャンプは2023年に持ち越されました。

今回は15番サイト

そんな、ちょっぴりがっかりした気持ちを抱いたのは一瞬。
辺りを見回して「やっぱりいいキャンプ場だ~!」と実感します。

今回使わせてもらったのは15番サイト。
小さな沢沿いにあるサイトで、前回訪問したときに「あそこ良くない?」と目をつけていたところでした。

source : 四徳温泉キャンプ場

チェックインした10月21日は金曜日。それもあってか他のキャンパーも少なく、静かに過ごす1日となりました。
実はこの日は会社の有給奨励日。子どもが小学校に上がってしまうとなかなか平日休みを取ってキャンプに行くということもできなくなります。現在年長なのであと1年、色々な経験をさせてあげて、家族全員で思いっきり楽しみたいと思います。

秋はOgawaのティエラ5-EX2で

夏の間はずっとサバティカルのアルニカを使っていましたが、今回はOgawaのティエラ5-EX2をセレクト。

幕体のしっかりさ、厚み、居住性。どれをとっても安心感が持て、夜は相当に冷えるだろうということもあり、絶対的な信頼を寄せる我が家のメインテントの出番となりました。

「設営完了するまでビール禁止!」という我が家の鉄の掟を忠実に守り、せっせと設営。
大型のティエラ5-EX2ですが、もう10回以上張っているので慣れたものです。テントだけなら30分以内でサクッと設営完了しますが、何せ荷物が多い…。小物たちを出すのに時間がかかりますが、お気に入りのギアを広げていくこの時間が楽しいんですよね~。

スノーピーク 焚き火台が仲間入り

この日がデビューだったか記憶が定かではないのですが、スノーピークの焚き火台が新たに仲間入りをしています。
これまで使っていたLOGOSのピラミッドTAKIBI M、Wolf&Grizzlyのファイヤーセーフに続く3代目は、

  • 強靭かつ簡単!
  • でかい焚き火ができる!
  • 料理するのに超便利!

と三拍子揃っており、ソロキャンプで持って行こうとするとちょっとオーバー&重すぎるので、ファミリーやグループでの活用がメインですが、すっかりお気に入りギアの一つに。

でも、スノーピークの焚き火台を使って改めてWolf&Grizzlyのコンパクトさや、ピラミッドTAKIBIの手軽なオールマイティ感にもメリットがあることを感じています。
シーンやシチュエーションによって使い分けるキャンプライフが続きそうです。

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スノーピーク 焚火台L
created by Rinker
snow peak
サイズ:w455×d455×h315mm
収納サイズ:560×645×32mm
重量:5.5kg

温泉&宴

一通りの設営が終わって軽く乾杯した後は、お待ちかねの温泉!
これまで色々なお風呂・温泉併設のキャンプ場を利用してきていますが、泉質としてはこちらが一番です。この温泉に浸かりたいがために、片道4時間以上を掛けると言っても過言ではないくらい。

温泉の利用は、45分単位で区切られた時間割から利用したい時間帯を申し込む形。
キャンプ宿泊者が無料で使えるのは1日1回なので、願わくば、何度でも入れるようにしてもらえると嬉しいですが、そんな極楽度MAXにしたらキャンプサイトにいるより温泉にいる時間の方が長くなってしまいそうです(苦笑)

source : 四徳温泉キャンプ場

焚き火 × ダッチオーブン

ダッチオーブンはこれまでトライポッド(三脚)に吊るしていたのですが、重量に対して不安がどうしても拭えずにいました。
スノーピーク焚き火台のオプションパーツ、焚き火台 グリルブリッジと焼アミ Pro.をジョイントすることでその不安も解消!

普通の焼き網とは段違いの強度がある焼アミ Pro.には、7.9kgある和鉄ダッチオーブン 26を載せてもビクともしない安定感があります。

スノーピーク焚火台とオプションパーツについてはこちらの記事に詳しく書いています。

また、こちらのセット商品が割り引かれていてお得なので、セットで揃えたい方は要チェックです。

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snowpeak 焚火台L スターターセット
created by Rinker
snow peak
焚火台L/焚火台ベースプレート/炭床Pro L/焚火台L コンプリート収納ケースに焚火台グリルブリッジLと焼アミ Pro.Lが付いた数量限定のセット

ダッチオーブンでの料理は基本放っておけるのが便利です。

この日はトマト缶から作ったトマトソースで煮込んだハンバーグ(ほぐしてミートソース状にしても美味しい!)と、同じく和鉄ダッチオーブン 26のスキレットを使って葉野菜と豚肉&チーズの焼き料理。
あとは一度やってみたかったメスティンを使ったチーズペンネ!

実は手間をそんなに掛けていないのですが、豪華な見た目に仕上がってキャンプの気分MAXです。

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スノーピーク 焚き火台 グリルブリッジ
created by Rinker
snow peak
材質:ステンレス
サイズ:445×440×175(h)mm
収納サイズ:445×440×28(h)mm
重量:1.6kg
スノーピーク 焼アミ Pro.
created by Rinker
材質:スチールクロームメッキ
サイズ:484×352×19mm
重量:1.56kg

スノーピーク 和鉄ダッチオーブン 26

しれっとスノーピークの和鉄ダッチオーブン 26が登場していますが、こちらキャンプで使う前に自宅での調理道具として使っていました。

ダッチオーブンは鉄製、ステンレス製という素材の違いからサイズ違いまでたくさん種類があって、どれにするか迷ったのですが、結局性能への信頼からスノーピークのものを選びました。

僕のダッチオーブン選びの基準は、

  • リッジ(蓋)にヘリが付いている(炭を載せたいので落ちないように)
  • 脚が付いていない
  • 家族で使える容量

というものでした。

他メーカーのものはだいたい海外の鉄が使われている中、こちらはその名の通り和鉄鋳物素材で作られており、ダッチオーブンとしては驚きの薄さと軽さ(といっても総重量7.9kgしますが)を誇るこちらのアイテムは、

  • リッド(蓋)
  • スキレット
  • ポット

という3つのパーツで構成されています。

これを組み合わせることでたくさんの調理バリエーションが作れ、料理の幅がぐっと広がります。
特にスキレットが付いているのがお得というか非常にメリットで、ポットで煮込み料理をしながら横でスキレット料理を同時に作れます。

また、ポットにリッド(蓋)を乗せるという標準的な使い方以外に、ポット×スキレットという組み合わせができるので、パンやパイなど天火を近づけたい調理をするときに効力が最大化されます。

お値段も張る高級品ですが、特徴でもある「薄さ」から熱伝導性が非常に良く、火の通りが抜群です。
薄いからと言って強度が弱いということはありませんし、IH対応なのもポイント。
説明書には使う前のシーズニングは不要と書いてありますが、黒ずみが出るので一応やっておくに越したことはありません。

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スノーピーク 和鉄ダッチオーブン 26
created by Rinker
snow peak
材質:鋳鉄
容量:スキレット/2.5L、ポット/5.3L(満水時)
重量:7.9kg(リッド/2.6kg、スキレット/2.4kg、ポット/2.9kg) サイズ:リッド/316×268×56(h)mm、スキレット/316×268×59(h)mm、ポット/φ268×120(h)mm(ツル含まず)

そして夜は更けていく

こうして1日目の夜は更けていきます。
ご覧の通り、辺りは真っ暗。トイレに行くのもランプが無いと危ないレベルなので、テント内を照らすもの以外に、手持ちできるものを忘れずに。

そうそう。10月にもなると山奥は相当冷えます。
暖かいイメージの伊豆でも、5月ゴールデンウィークあたりまではストーブあった方がいいな~という感じでしたが、四徳温泉キャンプ場に春・秋シーズンに行かれる方はストーブも必携です。


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他に訪問したキャンプ場のレビュー記事はこちらをご覧ください。
主にファミリー向けのキャンプ場が多いですが、サイトを詳しくレビューしています。


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