[DIY] セリアの100均アイテムでキャンプにも使える木製小物入れを自作!

100均アイテムで木製小物入れをDIY

先日、ダイソーの100均すのこを使ってミニテーブルを自作しましたが、これが家でもキャンプでも活用の幅が広く、本当にお気に入りのギアになっています。
そこで、次は何かと散らばりがちな小物を入れる箱を作ってみようということでチャレンジしました!

前回のミニテーブル製作のときは途中の様子をあまり撮影しなかったのですが、今回はふんだんに製作過程をお伝えします!

まずは仕上がりの完成形から

まずは仕上がりをご覧ください!
当然素材は100均クオリティではありますが、見た目の雰囲気は良くないですか??
すのこからミニテーブルを作るより、材料を切ったりする手間が無いので非常に簡単でした。

100均商品で木製小物入れをDIY
自作ミニテーブルとともに

350mlの缶がすっぽり入るサイズ感で、そこまで高さがいらない場合は3段で作ってもいいと思います。

材料はこちらの7点、700円

今回使った材料は、100均ショップのセリアで購入してきたこちらの7点です。700円!

木製収納ボックスの材料、合計700円。
セリアはダイソーよりおしゃれな小物が揃っている感じがしました
  • 木製トレイロング×4
  • 蝶番 22mm 6P 古色仕上げ
  • アーチ型留め金 古色仕上げ
  • ハンドル 93mm 古色仕上げ

本体に使う木製トレイはこの形以外にも幅広のものもあります、用途によってそちらを選んでもいいと思いますし、製作工程はまったく同じです。
蝶番や留め金などはシリーズでまとめて販売されています。

3段にして、ハンドル(持ち手に使います)がいらなければ500円です!

木製トレイですが、同じ商品が陳列されている中でも大きさにばらつきがあり、ちょっと大きかったりするものが混じっています。
購入する前に重ねて大きさを確かめて、なるべく同じサイズになるように選別をしてください。

工程1:まずは分解

最初に、本体となる木製トレイの底板を外します。一番上と下に来るものはそのまま使うので、間に入る2つを作業します。
ペラペラの板が接着剤でくっついている状態なのですが、これにカッターやナイフを入れ、少しずつ剥がしていく要領です。

この際、必ず軍手などを着けて手指を守るようにしてください!
カッターやナイフの刃先を差し込み、結構力を入れてグイグイやるのですが、ときどき勢いよく外れてしまうことがあります。僕は何度か指を落としそうになりました……。

また、隅を少し剥がせれば、こちらの写真のようにハサミなど強くて固い刃先を入れて、底板を指で押してあげると比較的簡単に剥がれていきます。

モーラナイフでやっていたけど、指を落としそうになって怖くなりハサミにチェンジ!

この方法に気付いた2枚目と、力任せにベリベリ剥がしにいった1枚目の差をご覧ください……。
何事もやってみて初めて工夫やコツを掴むものですね(笑)

左が1枚目の底板。右が2枚目。圧倒的な違い…

工程2:塗装

木製トレイ2つの底板を剥がしたら、続いては塗装に入ります。
買ってきた状態のままでも作れますが、ベニヤ板をそのまま切ったような状態ですので、紙やすりで磨いて塗装することで断然仕上がりが変わってきます。

まずはやすりがけ

4つの木製トレイを紙やすりで研磨します。
このとき、便利グッズとしてこちらの写真にあるマウス状の道具(紙やすりを巻き付けて固定して使います)があると作業が圧倒的に楽になります。
よほど日常的にモノを作っていたりしないと、さすがに電動研磨機は導入できないと思うのですが(僕もそうです)、こちらは100均ショップで売っていて手軽に使えるので、おすすめです。

やすりがけをした後はこのような感じです。テーブルなどのように手触りが重要という訳ではないので、粗めにしました。研磨が終われば次は塗装です。

水性ニスで塗装

塗装は前回の製作で残っていたダイソーの水性ニスを使いました。
チークで結構深く色が出ます。ニスが半分くらいしか残っていなったこともあり、今回は1度塗り。
塗った後はしばらく乾かします。僕はここで日を分けたので、1日放置しました。

テーブル作ったときの紙をそのまま使ったので汚いのはご勘弁を(笑)

工程3:接着&金具の取り付け

1日経って色も落ち着いたところでいよいよ最終段階、接着して組み立てます。
接着も簡単で木工ボンドでくっつけるだけです。最上段はフタになるので、下の3段をぴったりくっつけます。

ボンドが乾いたかなというところで、フタ部分と本体を留める金具を取り付けます。

まずは使うときの手前、鍵となる留め金から。
こちらは部品としてビスが付いているので、それをドライバーで締めます。板自体が柔らかいので、すんなり入ります。逆に力を入れすぎるとひび割れそうだったので、慎重にやってください。

続いて背面。蝶番で留めます。

商品はこの蝶番が6個入っていますが3つを使いました。
残り3つは次の製作に取っておきます。均等に並ぶようにして、こちらも付属のビスで留めます。

工程としては以上。
これで完成としてもいいですし、持ち運びしやすいように取手を付けてもいいと思います。
僕が買ってきた取手ハンドルは付属のネジが大きく、それを使うと明らかにフタの板を貫通するので瞬間接着剤でくっつけました。

このように色々収納できる小箱が完成します!

便利な収納ボックスの完成

こうして完成した木製の小物入れ。手元に置いてすぐに使える収納ボックスとして重宝間違いなしです。

こちらの写真のように、いつも「どうやって持って行くかなー」と悩むことが多い調味料入れとしてキャンプ場までの移動で使ったり、乾電池やポイズンリムーバーなど、どこに行ったか分からなくなりがちな小物を入れておく箱としても使えそうで、万能に活躍してくれることと思います!

以上、セリアで買ってきた100均材料を使ったDIYボックスのご紹介でした。

いろいろなものが収納できる小箱としての利便性はもちろんですが、何より自分で作った愛着が湧きます。自作テーブルの経験として、キャンプシーンにもよく馴染み利用頻度も多くなると思います。
材料だけで言えば700円ですし製作も非常に簡単なので、キャンプで使うDIYグッズの入門編としておすすめです!

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