鎌倉の生活事情 〜 交通編 〜

鎌倉の生活事情 交通編

テレビでも「鎌倉にセカンドハウスを」「鎌倉で二拠点生活」とやっていたりして、コロナ禍においてますます需要が高まってきている鎌倉での生活。海と観光地のイメージが強いと思いますが、遊びに来るのではなく住むとなるといろいろ気になるところ。

そこで、鎌倉在住8年目の自分が実際に住んでわかったことや、これまでの生活で感じたメリットとデメリットをお伝えします。
まずは通勤やレジャーで気になる交通事情について!

我が家の構成

ぼく
ぼく

東京の下町生まれ下町育ち。ずっと生まれ育った土地を離れたことがなく、鎌倉移住が初めての都外・地元以外への居住。
都内の会社に勤めており、コロナ前は毎日通勤していた。

妻

北陸出身で大学時代に関東へ。以前東京の会社に勤めていて今はフリーランス。
以前の仕事の関係で鎌倉や逗子・葉山あたりの人のことをぼくより知っていたり、いわゆる「いいもの」についても詳しかったりする。

娘

2歳の女の子。よく喋りよく食べ、どこでも寝てくれる。最近おしゃれに目覚め始めた。
絶賛イヤイヤ期。だけどキャンプは楽しんでくれているよう。

メリット

電車通勤は思ったより楽

ぼくは都内の会社に勤めていますので、毎日電車で通勤をしています。都内への所要時間は50分。
鎌倉から品川・東京方面へは横須賀線で、渋谷・新宿方面へは30分に一本のペースでお隣逗子駅始発の湘南新宿ラインでいずれも直通で一本です。埼玉や千葉、東京区外からの通勤とそう変わらないはず。

ちなみに小田原や平塚・藤沢方面から来る東海道線は激混みで、こちらの横須賀線はそこまでヘビーなことにはなりませんし、横浜までの我慢です。
さすがに通勤ピークにあたる7時台〜8時台にかけては座ることは難しい(車両によっては1,2席空いているかのレベル)ですが、その時間帯を避ければ座ることができますし、大船始発の湘南新宿ラインにうまく繋げるダイヤがあるので朝の時間帯でもそれを狙って座ることができます。

あと、通勤中も仕事をしなければならないときなどにどうしても座りたいときはグリーン車を選択しますが、鎌倉からであればどんな時間も座れます。大船・東戸塚・戸塚でドカッと乗って来るので、そこらへんからグリーン車も空きが無くなります。
ちなみに、鎌倉から新橋・恵比寿までは780円、東京・渋谷から1000円になります。

平日朝の鎌倉から渋谷・新宿方面に向かう湘南新宿ラインのダイヤです。
ぼくが使っている大船駅始発への乗り換えダイヤもお知らせ!
※7時台出発の電車は到着が遅れることが多く、10分くらい余裕を見た方が安全です。

7:36鎌倉発 8:32渋谷着 8:37新宿着
7:51鎌倉発 8:46渋谷着 8:52新宿着
8:04鎌倉発 8:12大船着 8:16大船始発湘南新宿ライン 9:03渋谷着 9:09新宿着
8:34鎌倉発 8:42大船着 8:46大船始発湘南新宿ライン 9:33渋谷着 9:39新宿着
▼このあたりから確実に座れます
8:46鎌倉発 8:58大船着 9:02大船始発湘南新宿ライン 9:47渋谷着 9:52新宿着
9:28鎌倉発 9:35大船着 9:44大船始発湘南新宿ライン 10:29渋谷着 10:35新宿着
9:41鎌倉発 10:39渋谷着 10:45新宿着
10:08鎌倉発 11:02渋谷着 11:07新宿着
以後は07分か08分、38分の30分間隔で鎌倉発の湘南新宿ラインがあります。

バスが多い

鎌倉駅を降りた方は、駅前ロータリーのバスの多さに驚かれるのではないでしょうか?
鎌倉では京急バス江ノ電バスあらゆる方角に路線を構えています。

都内は地下鉄もあるので都バスはめっきり本数を減らしていますが、ここ鎌倉ではメインの移動手段となっています。そのため、本数も多く朝の通勤や帰宅時に自宅最寄りのバス停と駅の間で使う方が多いです。
特に雨の日はありがたいのと、駅から徒歩20分以上離れている場所に住んでいてもバスがあればそれほど苦にならないかなと思います。

散歩が楽しい

我が家は海まで徒歩10分。駅までは徒歩15分のところにあります。
都内の感覚だと「駅まで15分」だと非常に遠く感じますが、鎌倉では逆にメリットになります。

山を眺めながら、戸建のお宅の木や花を見ながら、寺院の境内を抜けながらの通勤は季節を感じつつ歩けてとてもリフレッシュできます。したがって休日に家の周りを散歩に出掛けるのも楽しく、これは駅から離れていた方が実感できるはずです。(家賃も下がりますしね。)

海までが徒歩圏内になるのは本当に嬉しいポイントです。
こちらの記事のように、「海までコーヒーを飲みに散歩」といったことが毎日できます。
材木座海岸でコーヒーを。

意外と終電が遅い

会社の飲み会や都内の友達と遊んで帰りが遅くなったとき。鎌倉に着く最終電車は品川発23:59
終電間際は山手線が遅れたりして間に合わない!というときは東海道線の品川発24:05が横浜や戸塚で待ち合わせをしてくれるので最終となります。「意外に遅くまであるんだね!」とよく言われます。

なお、これも乗れなかった場合に最後の手段として京急の深夜バスという手があったのですが、何と2020年6月末に廃止になってしまいました…。ぼくも何度もお世話になったし、これに文字通り救われた人も多かったと思うのに…残念です。なので電車で帰れる時間に切り上げましょう(苦笑)

自動車があると行動範囲が思いっきり広がる

ぼくは娘の誕生を機にクルマを買いました。
それまでは電車での移動がメインで、バスを使ったり自転車で遠出していたのですが、乳幼児を抱えて行くのは大変だし買い物も増えるしなぁ、ということで一念発起。結果、とても良かったと思っています。

都内に住んでいると自動車はほとんどいらないと思いますが、鎌倉では自動車があると非常に便利です。スーパーやドラッグストアへの買い物ご飯を食べに行くとき、遠くはないのだけど家から微妙に離れている(都内ほど選択肢が多いわけではないので)場所が多く、ぐんと楽になります。キャンプ道具を扱うホームセンターは駅から離れている場所にあることが多いですしね。(ココ重要)

そして何より思いっきり行動範囲が広がります。車が無いと横須賀線かバスしか手段がないので移動が大変なのですが、逗子・葉山に遊びや買い物に行ったり、横須賀や三浦・三崎などが遊びに行く範囲に入ります。江ノ島水族館(えのすい)もフランクに行ける距離で、ちょっと遠出して小田原にアジフライを食べに行くかー」ということも気軽にできるようになります。

高速を使えば都内まで1時間掛からず、湾岸経由で行けば渋滞もなくあっという間に着きます。
休日の午前中は都内から鎌倉に来る人たちで下りは混んでいますが上りは空いていて、夕方帰宅するときはその逆となり非常にスムーズです。

葉山に住んでいて都内勤務の人も多いのですが、「電車もないのにどうやっているんだろう?おれは無理だなー」と思っていたのですが、自動車通勤なんだそうです。なるほどガッテン!それだったら全然大変じゃないので、最高の環境に住めます。

ただし、特に観光地周辺は駐車場が高いのと、後述する「市内渋滞」というデメリットもあります・・・。

デメリット

雪や悪天候時に電車が止まる

数年前に関東に大雪が降ったとき、東海道線はかろうじて走っているものの鎌倉の2つ手前の大船止まりで、鎌倉駅まで帰れないことがありました。

大船から鎌倉は北鎌倉を挟んで山を越えます。そのため山間に雪が積もり、その区間が走れずにストップしてしまったのです。
大船から鎌倉は約5km。普通の日でも歩いて1時間掛かります。この時はどうしようもないので凍えながら暗闇の中を歩いて帰りました…。ちなみに台風などで大雨や強風になったときも同様に電車が止まるケースが多く、横須賀線・湘南新宿ラインどちらも長い距離を走るので、どこかで遅れや運休が出るとその影響を受けやすいです。

なお、お隣逗子からは京急が走っていますが、「京急最強」の伝説通りJRが止まっても京急は走り続けてくれるので、ヤバそうな時は品川から京急を使うのが最善策となります。

タクシーが少ない

メリットでバスが多いことを書きましたが、そのためか鎌倉はタクシーが少なく、タクシー待ちをした方も多いのではないでしょうか?特に雨の日や観光シーズンなどは行列ができます。

鎌倉は決まった会社しか乗り入れができず、個人タクシーもありません。なので路上でタクシーをつかまえることは基本無理で、迎車を呼ぶか、待つか、諦めて歩くかになります。

困るのは朝の通勤で寝坊したりしてどうしてもタクシーを使いたいとき。雨の日などはすべてのタクシーが出払ってしまい、2,30分待つ必要があったりするので早めに手配する必要があります。

観光シーズンは江ノ電に乗れない

ぼくは江ノ電沿線ではないので問題ないのですが、正月やアジサイの季節など、鎌倉観光のハイシーズンには江ノ電の駅構内に入るのに行列ができ、入場規制になったりもします。すし詰めの江ノ電を見たことがある方もいるのではないでしょうか・・・。

観光地なので仕方がないことなのですが、沿線に住んでいる方にとっては自宅に帰るのに電車になかなか乗れない、ということもありそうで注意が必要かと思います。

渋滞地獄

これが最大のデメリットだと思うのですが、観光に来る方が多いのとそもそも鎌倉の中心地にはアクセスできる道が限られているので土日祝の渋滞が半端ないです。
西は江ノ島までの134号がひどく、東は逗子までとひどいと葉山まで、北は北鎌倉までが確実に渋滞します。

抜け道を知っていれば迂回して多少回避することもできますが、狭い道を走ることになります。鎌倉は狭い道でも両面通行が多く、慣れていないと鉢合わせになって困ることが多いと思います。

高速に乗るときは東名・圏央道には藤沢IC(もしくは134号を行って茅ヶ崎海岸)から、都内へは朝比奈ICから、小田原や静岡方面には西湘バイパスからになりますが、そこまでに時間を取られるので遠出するときは早く出発するのがマストです。

ちょっとしたニュースにもなっていましたが、9月の連休のときは特に渋滞がひどく、鎌倉から出るのにも帰ってくるのにも各1時間掛かりました・・・。

このときに限らず土日祝の134号は稲村ケ崎、七里ガ浜、江ノ島手前で絶対に混むので、時間の余裕を持っておくことが大事です。

いかがでしたでしょうか?
できるだけ思い浮かぶことをリアルにお伝えしましたが、デメリットを認識したうえでもメリットの方が圧倒的に大きいのが鎌倉生活・鎌倉での暮らしだと思います。

移住や二拠点生活を考えられている方はもちろん、鎌倉に遊びに行く計画を立てられている方の参考になれば幸いです。

また改めて、今度は環境やカルチャーについてもお伝えしたいと思います!

鎌倉生活
KAMAKURA CAMP : 鎌倉キャンプ

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