キャプテンスタッグ 薪ストーブ 初火入れレポート【薪ストーブ準備編その3】

キャプテンスタッグ 薪ストーブ 初火入れレポート

過去2回にわたってお伝えした初めての薪ストーブ、キャプテンスタッグ KAMADO FG-75
買っただけの状態ではサーカスTC DX HUNTERにインストールするには色々足りなかったので、その準備を着々と取り揃えました。

そして先日いよいよ初火入れをしましたので、そちらの様子をお届けします。

この記事は下記のギアに沿ってお伝えします。

  • テント:サーカスTC DX HUNTER
  • 薪ストーブ:キャプテンスタッグ KAMADO FG-75

煙突延長の成果

冬キャンプがしたい!それには薪ストーブが必要だ!

ということで購入したキャプテンスタッグの薪ストーブ、KAMADO FG-75
これをサーカスTC DX HUNTERにインストールする、というのがまず最初の目標でした。

まず、買った状態から何もせず、ハイスタイルにして付属の煙突3本をすべて使った場合の様子はこちら。高さ1770mmです。
これだと幕に直撃しており、絶対に燃えます(笑)

キャプテンスタッグ薪ストーブは何もしないとサーカスTC DXでは使えません

そこから紆余曲折あって(詳しくは「キャプテンスタッグ 薪ストーブの購入と煙突延長」をご覧ください)、キャプテンスタッグ純正の煙突を2本追加購入。

これで高さが、
ハイスタイル:1770mm+350mm+350mm=2470mm
ロースタイル:1530mm+350mm+350mm=2230mm
となります。

このハイスタイルの状態でサーカスTC DX HUNTERに入れてみた姿がこちらです。

サーカスTC DX HUNTERにキャプテンスタッグ薪ストーブをインストール
最近は駐車場の空き地がメインフィールドです
サーカスTC DX HUNTERにキャプテンスタッグ薪ストーブをインストール
サーカスTC DX HUNTER×キャプテンスタッグ薪ストーブ、いい感じになりました

煙突2本で70cm延びたことにより、煙突トップが幕に触れることもなくなり、幕からの高さもキープできました。これなら大丈夫かな?

幕から出す部分での煙突接触を防ぐための「煙突ガード」や、キャプテンスタッグ薪ストーブの煙突トップは空気孔が広いので火の粉が飛ばないように内側に「簡易スパークアレスター」をカスタマイズしています。
そちらの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

キャプテンスタッグ薪ストーブの煙突を最大延長
そびえております。しっかり固定。

キャプテンスタッグの煙突は「延長用ではなく交換用」とはっきりと注意書きがされています。
そのため、これを延長して使うのは完全に自己責任で、風で倒れたりしないようにしっかり固定する必要があります。

この日、多少風があったのですがこの最上部からの固定と、煙突ガード(傘立てを改造)の脚部分からの固定でびくともしませんでした。
さらに薪ストーブ本体からも固定できるので、3重にすればおよそ大丈夫かなと思います。

もう1本煙突を足せるかもしれないのですが、固定しないと4本でかなりグラつくので、これが限界かもしれません。

ロストルを用意

火入れの前にもう一準備。

キャプテンスタッグの薪ストーブにはロストル(炭床)が付いていません
薪ストーブにダイレクトに薪を入れるよりも、ロストルを使うことで底面からの上昇気流も起こり、薪が効率的に燃えるようになります。

ということで、そのロストルとすべく用意したのが100均のスチールラック用の棚。こちらはダイソーで100円です。

キャプテンスタッグの薪ストーブに入れるベストサイズは40cm×20cmなのですが、既製品は45cm×20cmだったり横幅が大きかったりで微妙にずれていて、「入らない」ことの不安が大きかったので30cm×15cmの小さめサイズにしました。

100均のスチールラックがロストルに
100均のスチールラックをロストル代わりに

スチールラック棚はご覧のように脚となるジョイント部分があり、骨も頑丈なので薪ストーブのロストルとしてピッタリです。
スペースにまだ余裕があるので、40cm×20cmに近いものを見つけたらそちらに買い換えようと思います。

そしていよいよ火入れ…!

いよいよ火入れです。ドキドキ…。

薪ストーブを最初に使うときは塗装などが焼けて煙が出ると聞いていたので、テントから出して屋外で火を着けます。
中に入れてあるアルミホイルは焼き芋です^^

焚き火は小さい薪から大きい薪ですが、薪ストーブの場合は下に大きい薪を敷いて上に小さい薪で下に火を落とす感じ、というのを目にしたのですがどうなんでしょうかね?

今回は着火剤を使わなかったので、下の大きい薪に火が移り切らず1回小さい薪を足しました。

しばらくすると聞いていた通り本体や煙突から煙が出始めます。

特にカスタマイズした箇所、煙突に巻いたサーモバンテージからは大量に煙が上がり、臭いもするので本番キャンプで使う前には必ず火入れをしておいた方が良いと思います。

火が回って安定してくると、本体や煙突も焼けて白っぽく変色して、煙も落ち着いてきます。
本体側面に付いている空気孔を操作したりして火力コントロールをしながら、しばらく遊んでいました。

この日は冷え込んで、日中でも結構厚着をしないと寒いと感じる気候だったのですが、そんなに薪をくべなくても薪ストーブの周りはポカポカ。
これはキャンプでやったら最高だなと実感しました。

温っけぇ…。こりゃ最高だ…。

夜になるまでずーっと薪ストーブをいじっていたかったのですが、駐車場(ほとんど契約車が無くて半ば空き地なのです)でもあるので初回は3時間くらいで撤収。
使う上での手順や感じを確かめることと、煙を出すという試運転の目的は達成できました。

次は本番投入!
冬の間にデイキャンプでもいいので、三浦半島の野営地に行ってみようと思います。

薪ストーブでの最初の料理は焼き芋でした

おまけ。
最初薪ストーブ内に入れて、火力が強くなった後は天板上で焼いていた焼き芋が薪ストーブ最初の料理となりました。

これ、想像以上の美味しさ!
この味をまた食べるためだけに、薪ストーブをやりたいと思ったものでした。

キャプテンスタッグ 薪ストーブ(窓付き)
created by Rinker
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
・組立サイズ:(約)ハイ/幅600×奥行510×高さ1070・1415・1770mm、ロー/幅470×奥行360×高さ830・1180・1530mm
・煙突外径:(約)100mm
収納サイズ:(約)幅480×奥行270×高さ265mm
セット重量:(約)10kg
セット内容:本体1、煙突2、煙突(蓋付き)1、角蓋1、丸蓋(大)1、丸蓋(小)1、バーベキュー網1、ジョイント脚4、キャップ4、ガラス窓1、蝶ネジ1、収納バッグ1
材質:本体・扉・蓋・脚・煙突/鉄(焼付塗装)、ガラス窓/耐熱ガラス
created by Rinker
楽天のWILD-1でのみの販売です。
独自の路線を貫く異色のアウトドアショップ【OUTDOOR SHOP DECEMBER】とのコラボレーション

夏は木陰のように涼しく、冬は暖気を逃さない。
抜群の遮光性と通気性を兼ね備えた綿混紡のテント。前室として使用できるサイドフラップが付いて、さらに使いやすくなりました。

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