先日Twitterで仲良くさせていただいている方と野営に行ってきました。
初めてのソログル。初めての野営。
- 野営地に行く道中でデイツハリケーンランタンのホヤを割る
- 薪を玄関に忘れる
- コーヒー道具をすべて揃えているのに豆を忘れる
と散々でお世話になりっぱなしでしたが、とても楽しめて良い経験になりました。
さて今回は、日々情報収集する中で「ここは良さそうだ」と感じ、行ってみたいキャンプ場としてブックマークしているところを紹介します。
ファミリーキャンプ利用目的として、
- 大型の2ルームテントが張れる
- 自宅から遠くても3時間~4時間
- お風呂がある、もしくは歩いて行ける距離に温浴施設がある
といったポイントを重視しています。
取り上げるキャンプ場、それぞれ良いポイントがありますが、しばし妄想の旅にお付き合いください。
自分の備忘録みたいな記事でスミマセン ^^;
阿寺渓谷キャンプ場(長野県・木曽)
林間秘境渓流紅葉
長野県木曽郡大桑村、阿寺国有林内にあり、渓谷の清流を臨む緑豊かなキャンプ場。秘境です。
例年4月中旬~11月上旬までしか開設されていませんが、自然に囲まれた最高の環境かと思います。
阿寺ブルーを見てみたい
キャンプ場の売りにもなっていて、特筆すべきは「阿寺ブルー」と呼ばれる川底まで透き通るエメラルドグリーンの渓谷。
せっかく行くのであれば使いたい、川に面しているサイトは7つ。
当然ながら夏休み期間はほぼ埋まっており、それ以外の時期でも土日は埋まりがちです。
「この清水を使うと見違える程の色白美人になる」とのいわれがある「美顔水」は、信州の名水・秘水に選定された湧き水。
この清水でコーヒーを淹れたい…
シーズン最後、紅葉を狙ってみるのも…
阿寺渓谷の紅葉のシーズンは10月中旬~11月中旬。
キャンプ場の開設が2022年は11月6日までなので、シーズン最後のタイミングで紅葉キャンプも非常に良さそうです。
こちらの大桑村観光協会のHPで紅葉の様子がチェックできます。
- 電波が入らず、携帯電話が繋がらない
- トイレは旧式タンク
- 電気設備が無いのでライトは多めに用意必須
- テントサイトの区画はやや狭め
という注意点がありますが、日常の喧騒を忘れてリラックスするにはむしろうってつけ。
中央自動車道 伊那ICより約100分、もしくは中津川ICより約70分ということで、決してアクセスしやすい場所にありませんがいつかは行ってみたいキャンプ場の一つです。
開設 | 2022年:4月16日~11月6日 |
所在地 | 長野県木曽郡大桑村野尻阿寺国有林内 |
HP | https://www.nap-camp.com/nagano/12321 |
予約方法 | なっぷから |
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | 11:30 |
オートキャンプ | 一部サイトは横付け可 |
ゴミ回収 | 無料で回収 |
風呂・シャワー | なし |
料金 | 人気川側サイト:5,000円 山側サイト:4,000円 少人数サイト:3,000円 |
TINY CAMP VILLAGE(神奈川県・東丹沢)
温泉近場
神奈川県厚木市の奥、東丹沢エリアに位置する2017年にできたキャンプ場です。
1日5組限定の完全予約制、オーナー自らが手作りした温かみのあるアットホームな空間で、徒歩3分で七沢温泉に行けるロケーション。
近場で雰囲気も良さそう。でも予約が取れない…。
ピザ窯もある室内スペースであるJIG HOUSEもセンスが良く、良い雰囲気です。
オートキャンプの他に、ヴィンテージトレーラー”PACER”を使えるトレーラーサイトや全体を貸し切って利用することもできます。
自宅からも近いので訪れてみたいな~と思っているのですが、何せ予約が取れません。
4ヶ月先まで予約ができるのですがびっちり予約で埋まっています。
都心からも近いので土日は難しいかなと思っていますが、いつか行ってみたいと思っています。
開設 | 通年 |
所在地 | 神奈川県厚木市七沢1854 |
HP | https://www.tiny-camp-village.com/ |
予約方法 | 公式HPから |
チェックイン | 12:00~ |
チェックアウト | 11:00 |
オートキャンプ | 可 |
ゴミ回収 | すべて持ち帰り |
風呂・シャワー | なし ※徒歩3分に温泉施設あり |
料金 | 施設利用料+駐車料金 施設利用料:1,650円/人 ※子どもも同額(3歳以下無料) 駐車料金:550円/日 ※1泊2日の場合は550✕2日=1,100円 |
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド(長野県・蓼科)
林間紅葉
長野県のほぼ中央、白樺湖近くに位置する標高1,300mのキャンプ場。
2021年春のオープンなのでまだ新しく、キャンプ場名の通り白樺=”ホワイトバーチ”に囲まれた美しい風景の中にあります。
標高が高いので夏も涼しく、年間を通して焚き火が楽しめることや、満天の星空が魅力的です。
区画サイトもフリーサイトも広々
車乗り入れ可能なオート区画サイトである「白樺サイト」と、車乗り入れ不可で開放感のある「フリーサイト」に分かれており、求めるシチュエーションによって選べます。
区画サイトは1区画約110㎡~のゆったりな平坦サイトが全30サイト。
当日受付先着順で好きなサイトを選んでいくので、良い場所を取るためには早めの到着が良さそうです。
また、林間サイトなので立木や切り株等のあるサイトもありそうですが、うまく活かしてレイアウトも楽しめそうです。
フリーサイトは約6,000㎡のエリアに全体で約50組ということなので、かなりゆったりスペースが使えると思います。
林間エリアが4,500㎡、草原エリアが1,500㎡。車の乗り入れはできませんが、駐車場より5m~60m程度ということなので便利に使えそうです。
防寒対策を忘れずに
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドのウェブサイトにある記載を見ると、秋口から冬はもちろん、夏であっても夜間は相当冷えるようです。
防寒対策はしっかり準備して行く必要があります。
最低気温 | 最高気温 | |
1月 | ‐15℃ | 0℃ |
2月 | ‐18℃ | ‐2℃ |
3月 | ‐10℃ | +9℃ |
4月 | ‐5℃ | +15℃ |
5月 | +4℃ | +20℃ |
6月 | +8℃ | +25℃ |
7月 | +12℃ | +28℃ |
8月 | +13℃ | +29℃ |
9月 | +10℃ | +22℃ |
10月 | +5℃ | +18℃ |
11月 | +1℃ | +9℃ |
12月 | ‐5℃ | +3℃ |
開設 | 通年 |
所在地 | 長野県小県郡長和町大門3515-33 |
HP | https://whitebirch-himeki.com/ |
予約方法 | 公式HPから |
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | 11:00 |
オートキャンプ | 可 |
ゴミ回収 | 可 |
風呂・シャワー | なし |
料金 | 区画サイト:6,000円~ フリーサイト:4,500円~ フリーサイトソロ:2,000円~ フリーサイトバイク:1,500円~ |
ファミリーで行くイメージですが、ソロだとリーズナブルなのも良いな~
Foresters Village Kobitto 南アルプスキャンプフィールド(山梨県・北杜)
林間渓流紅葉
13,000坪の広大な敷地に1日38組の贅沢なつくりのキャンプ場。
福島県双葉郡にあった「あぶくまフォレスターズビレッジkobitto」が愛されつつも2011年に閉鎖。2015年に現在の地に新しく作られたこのキャンプ場は、新旧のファンを迎えて再びとても愛されています。
2ファミリーサイト以外は同一世帯のみが利用可。つまりグループキャンプができないファミリー向けです。
訪れた方が「とにかく美しい」と声を揃えるように、キャンプサイトは元より施設・設備の掃除が行き届いており、管理人さんの人柄もあって誰もが悪く言わないキャンプ場なので「いつかは…!」と思っています。
朝霧高原・長野県売木村にも系列のキャンプ場があります
より広い敷地のForesters Village Kobitto あさぎりキャンプフィールドが2020年に、そして2022年の4月には長野県の南端、売木村に「CAMP屋うるぎキャンプフィールド」が新しくオープンしました。
こちらの2つのキャンプ場もとても魅力的なのですが、まずは1号店の南アルプスに行かねば!と思っています。
2回訪れている「べるが尾白の森キャンプ場」から車で15分と近いところにあるので、何となく土地勘もあるのも安心。1月中旬から3月中旬までクローズしてしまうので、それまでの今シーズンのうちには!
開設 | 2022年3月18日 ~ 2023年1月10日 定休日:レギュラーシーズン中の毎週水曜日 |
所在地 | 山梨県北杜市武川町柳澤3802 |
HP | https://www.kobitto-camp.com/ |
予約方法 | 公式HPから |
チェックイン | 14:00~18:00 |
チェックアウト | 12:00 |
オートキャンプ | 可 |
ゴミ回収 | 可 |
風呂・シャワー | コインシャワー5分100円 24時間利用可能 |
料金 | こびっとサイト(電源なし):4,950円~ フォレストサイト(電源10A):5,500円~ リバーサイト(電源10A):6,600円~ ゆったりサイト(電源なし):6,600円~ のんびりサイト(電源なし):6,600円~ すも~るサイト(電源なし):2,750円~ すも~る電源付きサイト(電源1000W付き):3,850円~ |
荒船パノラマキャンプフィールド(長野県・佐久)
高原星空
以前、「内山牧場キャンプ場」だったところが名前を変えてリニューアル。
長野県佐久市、標高1200mの高原にある天空のキャンプフィールドで、2022年は11月27日(日)までの営業です。
見所は星空と雲海
こちらのキャンプ場の魅力は何と言っても満点の星空と雲海。
天気の良い日は、荒船山や八ヶ岳、南アルプスまでも望む大パノラマからの景色は最高と呼ぶ声も高く、旧内山牧場キャンプ場の頃からチェックしていたキャンプ場でした。
標高1,200mの高原で目線の高さに山々を臨むビューはなかなか無いことに加え、街灯などが入らず綺麗な満点の星空が期待できます。また、運が良ければ雲海も期待できます。この点が林間と違うポイントです。
オートキャンプは眺望抜群のパノラマビューと、眺望は若干劣るもののリーズナブルに利用できる荒船ビュー。どちらもフリーサイト、テント・タープ 各1張です。
中でもパノラマビューの開放感は抜群で、ぐるっと見渡せる山々&星空とテントの灯りが幻想的です。ただし、高台にある場所は時によっては風の影響を強く受けるそうなので注意が必要です。
他にはハンモック専用のフォレストビューサイト、さらにバイク利用の場合はパノラマビューが1,200円~、荒船ビューは700円~と破格です。
高原ということで周囲に店舗などは無いと思いますので、しっかり準備していくのが良いと思いますが、金・土・日の11:00~15:00のみ食堂でジンギスカンが食べられるとのことで、連泊のときの楽しみにしても良いかもしれません。
開設 | 2022年4月23日(土)~2022年11月27日(日)まで |
所在地 | 長野県佐久市内山352-1 |
HP | https://arafune-camp.net/ |
予約方法 | 公式HPから |
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | 11:00 |
オートキャンプ | 可 |
ゴミ回収 | 可(有料) |
風呂・シャワー | コインシャワー3分200円 |
料金 | パノラマビュー:4,000円~ 荒船ビュー:3,000円~ バイク利用 パノラマビュー:1,200円~ バイク利用 荒船ビュー:700円~ フォレストビュー(ハンモック専用):1,000円~ トレーラーハウス:7,000円~ バンガロー:5,500円~ |
南伊豆キャンピングテラス(静岡県・南伊豆)
海が目の前
2022年4月にオープンしたばかりのキャンプ場。
全部で11サイトの小さなキャンプ場ですが、何よりも絶景。
ウッドデッキから目の前の駿河湾を臨み、すべてのサイトに電源・水道が完備されています。
キャンプ場の説明文には「独特の地形によって強い風にさらされることのない」とあり、西伊豆の強い風に悩まされることも多少緩和されるのかな、と期待しています。
西伊豆は空気の澄んだ冬にこそ行きたいと思いつつ、風の心配が先行してしまって二の足を踏んでいたんです…。
ウッドデッキのテラスサイト
海側のサイトはすべてウッドデッキの区画サイトで、沈む夕陽を目の前に特別な気分を味わえます。
地面のレベルから1段高いところにあるのも眺望を良くするポイントです。
Deck A,Bは10.8m(幅) × 10.8m(奥行)なので2ルームも問題なく入りそうです。
Deck D、Eは最長10.8m x 最長9mですが最大四方 7.2m x 7.2mなのでちょっとサイズに注意。
2022年5月に新しく造設されたDeck F,G,Hは9m(幅)×7.2m(奥行)とのことです。
グラウンドサイトは砂地に小さめのウッドデッキが付いている形。
せっかくならデッキサイトの方を利用したいところです。
なお、ウッドデッキ用のペグは無料で貸し出してくれます。
焚き火・炭火・薪ストーブが全面禁止
最大のネックになりそうなのは、焚き火・炭火・薪ストーブが全面禁止であることです。
HPに詳しく経緯が載っていますが、突風や薪が爆ぜることでウッドデッキを焦がしてしまうことが複数件発生し、火災の危険性もあるからということ。
キャンプの楽しみは減ってしまいますが、確かに西伊豆は特に冬、風が強いことで有名ですし、この方針は尊重して利用させてもらう必要があります。
これらの制約がありつつも、この絶景には代え難いので近いうちに訪れてみたいと思います。
開設 | 通年 |
所在地 | 静岡県賀茂郡南伊豆町子浦1349-6 |
HP | https://camp.imagining.jp/ |
予約方法 | 公式HPから |
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | 11:00 |
オートキャンプ | 可 |
ゴミ回収 | 可 |
風呂・シャワー | コインシャワー 3分100円 |
料金 | サイト利用料+施設利用料 【サイト利用料】 Deck A / B:7,700円~ Deck C (大型レンタルテント付):13,200円~ Deck D / E / F / G / H:6,600円~ Ground 1 / 2 / 3:5,500円~ 【施設利用料】 大人(中学生以上):1,100円 こども(小学生):550円 未就学児:無料 |
【予約済み】ファミリーキャンプで再訪するキャンプ場
できるだけ新しいキャンプ場を利用してみたいのですが、既に利用したことがあるお気に入りのキャンプ場がいくつかあります。
この夏再訪することも決まっているので、またレポートしたいと思います!
ほったらかしキャンプ場(山梨県・笛吹)
夜景温泉近場高規格
自宅から早ければ2時間で到着できるので、予約が取れるなら毎月でも行きたいのがほったらかしキャンプ場。
過去2回訪問しており、7月に3回目の訪問となります。
眼下に笛吹市の夜景と視線の先に富士山を望み、温泉愛好家垂涎の「ほったらかし温泉」が隣接と、天国のようなキャンプ場です。
家族も気に入っているので、ソロというよりは家族と楽しみたいキャンプ場です。
河津オートキャンプ場(静岡県・河津)
林間渓流紅葉温泉高規格
お気に入りのキャンプ場。
2020年に2度目のファミキャンで初訪問、2022年のゴールデンウィークで再訪し、9月の連休でキャンプ初心者の友人家族とグルキャンを行うべく予約済みです。
こちらも温泉露天風呂が名物で、15時から22時まで何度でも入れるのが嬉しいポイントです。
設備も充実&キレイに整えられているので、キャンプ初心者の方も安心して利用できます。
東伊豆の海や街中に出ることもしやすい場所にありますが、連泊で何もせずにキャンプ場内でくつろぐのがお気に入りの過ごし方です。
四徳温泉キャンプ場(長野県・伊那)
林間秘境渓流紅葉温泉
信州伊那の山奥にあるキャンプ場。
その名の通り、ph10.4の強アルカリ性で源泉100%の温泉が名物でもあります。
峠道を辿ってたどり着く先、本当にこのキャンプ場しか存在していない場所にあり、山に囲まれた森林の中で深いリラックス感が味わえます。
遠いので気軽には行けませんが、環境として素晴らしかったので8月に再訪します。
秋、紅葉の季節にも行きたいな~
改めて見ると、温泉付きのキャンプ場が多いですね…。
妻と子どもがいるから、というのも理由の一つではありますが、温泉に入った後テントでやる一杯の最高さに完全に中毒になっている気がします(笑)
子どもはまだ絶景や自然よりも遊具で遊んでいたいのでしょうが(苦笑)、少しでも記憶に残ってくれるといいなと思いますし、できる限り色々なところに連れて行ってあげたく思います。
コメント