連休中はどこのキャンプ場も埋まっていて、キャンプできないかなーと思っていたのですが、コンタクトを取ったところ運良く空きがあったので急遽「河津オートキャンプ場」に2泊3日で行ってきました。
サバティカル アルニカを初めて実戦使用した今回のキャンプを振り返ります。
河津オートキャンプ場
河津オートキャンプ場には2020年秋に行った以来の再訪です。
とても良いキャンプ場だったので昨年も行こうと思ったのですが、あいにく県外からのお客さんを受け入れていない時期で諦めました。
「落ち着いて静かに過ごせるキャンプ場」を目指す方針のもと、予約できるのは【2家族(2区画)まで、大人(成人)のみの利用は2人まで】が原則の、ファミリー向けのキャンプ場です。
連休直前に飛び込みで予約が取れたように、穴場的な存在でもあります。
今回は人も多くあまり場内を回れなかったので、キャンプ場の様子や各サイトの情報などはこちらの記事でご覧ください。
設備充実・温泉露天風呂付きで、子どもが遊べるスペースもありファミリー向けには最適のキャンプ場です!
設営~乾杯!
我が家には「テントが立ったら飲んでよし!」という鉄の掟があります。
体育会系!
長距離ドライブをしてきて、早く飲みたい気持ちを抑えて夫婦力を合わせて設営です。
今回は先日購入したサバティカルのアルニカを早速使いました。(アルニカを使いたいがためにキャンプに行った、という側面もあります)
試し張りの成果もあって30分程でインナーテントを含めて設営完了しました。
テント内に道具を並べたりするのは後回しにして、キンキンに冷えたビールで乾杯!
お待ちかねのギアを使う時間
一息ついたらさっそく夕食の準備に取り掛かります。このアレコレしながら道具を使う時間が楽しい。
今回のキャンプの食事当番は僕でしたので、献立から考えて準備していきました。
まずは七輪用に炭の火起こしから
キャンプに七輪を持っていくのがもはや定番化しています。(持っていかなかったのは一度くらい?)
BBQで使うグリル台だと大きいですし持ち運びも大変だと思うのですが、七輪であれば小さいですし何より炭火料理の味が格段においしく変わります。
炭は一度火が付けばずっと持ってくれて放置しておけるので、一番最初に用意しています。
使うのはキャプテンスタッグの火おこし器。本家ユニフレームのチャコールスターター(チャコスタ)とは似ていて違う商品なのですが、コストに比べてその性能が素晴らしい。
火をつけて放っておけば良いだけなので、これを購入以来炭火起こしの面倒さは無縁になりました。
火が付きにくいオガ備長炭も、これに入れて着火剤を2,3欠片下に置くだけで確実に着火、真っ赤になります。
大きさの種類が大小2つありますが、ファミリー用で炭に着火するなら大、ソロ用なら小です。
そしてこの製品、チャコールスターターとして使うだけでなく、上に五徳や網を置けばこのままウッドストーブやコンロとしても使えて、ソロキャンプであればこれ1台と鉄板のみで調理がまかなえる有能さを秘めたアイテムでもあります。
◆組立サイズ:幅230×奥行260×高さ280mm(大サイズ)
幅180×奥行200×高さ210mm(小サイズ)
◆収納サイズ:(約)220×280×厚さ38mm(大サイズ)
165×210×厚さ30mm(小サイズ)
炭は最近、岩手切炭を使っています。
オガ備長炭もずっと火が持って楽で良いのですが、それだけ消費するペースに時間がかかり、下手すると1箱で1年使っていたりするので、使い切れるこちらにシフトしました。
岩手切炭はその名の通り、木炭の国内生産量1位の岩手県産。
1000年以上前から始まった岩手木炭の生産は独自の「岩手窯」で行われ、すべての生産工程に人の手が入っており、ユーザーの手に届くまで1ヶ月の作業を経ています。
検査基準をクリアしたものだけが流通しているので、不純物が少なく品質の高さは折り紙付き。炭で唯一農林水産省から「G1マーク」の認証を受けています。
薪割りから焚き火料理
炭の火起こしをしている間に、薪を割っておきます。
これまでユニフレームの手斧とモーラナイフでやっていたのですが、ここに最近クサビが仲間入りしました。
クサビはハンマーを使って、写真のように薪を自身で叩き割っていきます。
叩き割った後の「キーン」という金属音が心地良い(クサビを使ったことがある方は分かっていただけるかな?笑)のと、大きい薪は手斧でも苦戦することがあったので、薪割りの強力なギアが加わりました。
僕が使っているのは北陸随一のアウトドアショップ「Outdoor Style サンデーマウンテン」が展開するブランド、ドベルグのものです。
こちら、人気で常に品切れの状態なのですが、再入荷を待ち続けてようやく入手しました。
再入荷してもあっという間に売り切れるので、気になる方は再入荷のお知らせに登録しておいた方が良いです。
【重量】約450g
【材質】刃:炭素鋼材(S50C)/ 柄:EPDM(ゴム系)
【セット内容】専用シース付き
刃体の長さ:約10.4cm 全長:約22.4cm 刃厚:約3.2mm
重量:104g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース 生産国:スウェーデン
割った薪で焚き火料理。
ファイヤーサイドのコッパーオークポットでスープを煮込みます。
シンプルながら丁寧につくられたコッパー(銅)の鍋は、熱の対流が鍋の中で循環しムラなく素材の旨味を行き渡らせるため、料理を美味しく仕上げてくれます。
どんどん風合いが変わっていくエイジングの楽しみも満喫できます。
コッパーケトルが人気のファイヤーサイド。
コッパーオークポットについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Amazonや楽天でも購入できますが、ふるさと納税の返礼品で入手するのもおすすめです。(僕はそうしました。実質2000円の負担で手に入ります)
サイズ:直径196×高さ187mm(本体+蓋)、ハンドルを立てた状態:H275mm
底経:146mm
蓋サイズ:φ約20cm
重量:1.8kg
容量:3.8L
本体・蓋:銅(内側スズメッキ)、真鍮、木(ブナ)
ハンドル:ステンレス
日本製
ハンドルを立てた状態:H275mm 、底径146mm
容量:3.8L(満水時)
重量:1800g
材質:本体・蓋/銅(内側スズメッキ)、真鍮、木(ケヤキ) ハンドル/ステンレス
焼鳥!ステーキ!チーズリゾット!
今日は七輪で焼鳥です。ガチの炭火焼鳥です。
メスティンではオムレツを作っていましたが、写真を撮る前に家族で平らげてしまいました。
つくねも焼きつつ、ランプステーキも炭火で。
この後スキレットに移してガーリックバターをまとわせて仕上げました。
もう一品、リゾットにも挑戦。
こちらは火加減の調整が良くなかったのか、お米の芯が残り続けて苦労しました…。
他のメニューを食べきってもまだ炊き続ける感じ。子どもが食べることを考えると、お店で出てくるアルデンテの感じよりしっかり炊きたかったのです。
結局お腹いっぱいになってしまって翌日の昼食に回りました。
おかげで街に食べに行かなくて済み、キャンプ場から一歩も出ないでゆったり過ごせたので結果オーライかな?
本日の献立
- 七輪で炭火焼鳥(モモ、ネギマ、つくね)
- 炭火焼き牛ランプステーキ ガーリックバター仕立て
- 具だくさん野菜と角切りベーコンのポトフ
- 野菜ごろごろメスティンオムレツ
- チーズリゾット
料理スキルを上げたい!
キャンプを続けていると必ず困るのが料理の献立。
- いつも同じメニューになってしまう
- なるべく手間をかけずに調理したい
- 料理のバリエーションを増やしたい
というニーズは皆さんあるのではないでしょうか?
オンライン料理教室「CookLIVE」
そんなときにおすすめしたいのはこちらの「オンライン料理教室 CookLIVE」。
申込初月は0円だったり、体験レッスンがワンコイン500円でできたりと、リーズナブルにしっかりした料理レッスンを受けることができます。
専門の講師の方が自身のスキルやペースに合わせて教えてくれるので確実に料理のレベルが上がります。
自宅での食事レパートリーを増やしたり、作り置き料理で毎日の家事を楽&食卓を豊かにしたりと、ふだんの生活を便利にしつつオンラインなので周りの目を気にせず料理の腕を上げることができます。
基本を学べばキャンプ料理の幅も広がります!
ファミリーキャンプの場合、BBQやカレーなど毎度同じ料理だと飽きてしまいます。
料理のレパートリーを増やし、手際良く調理するスキルを身につけることで子どもにキャンプを楽しんでもらい、「また行きたい!」と言ってもらえるようになるので、リーズナブルに学べるこちらのサービス、おすすめです。
夜、静かになるのも早いです
お腹も膨れ、温泉にも入ってこの日はお休み。
河津オートキャンプ場はファミリー向けを前提にしているので、夜も早い時間にみんな静かになります。22時まで焚き火をしても良いことになっているのですが21時にはひっそり。
設備充実でとても綺麗に整備されていること以外に、こういう点でもお母さんや子どもにも安心の高規格キャンプ場だと思います。
こうして久しぶりのキャンプは充実した一日目となりました。
ゆったり過ごした二日目の模様を引き続きご覧ください!
河津オートキャンプ場
静岡県賀茂郡河津町川津筏場555
13:00チェックイン 11:00チェックアウト
休場日:なし
https://kawazucamp.com/
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主にファミリー向けのキャンプ場が多いですが、サイトを詳しくレビューしています。
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