我が家の自慢のキャンプギアの一つ、鎌倉天幕のチェアをご紹介します。
本当は秘密にしておきたい鎌倉天幕チェア。デザイン、品質、価格とすべてにおいて満足度が高く、キャンプやアウトドアでも自宅リビングでも「使える」おすすめの椅子です。
コールマンの定番チェアしか持っていなかった我が家。最初はどういうシーンで使うのか、キャンプスタイルをどうするのかのイメージもなく、「もっとカッコいい椅子が欲しい!」という単純な気持ちから始まりました。
ローなのか、ハイなのか
具体的な検討はまず、どれくらいの高さの椅子にすべきなのかという選択から始まりました。
スノーピークの提唱スタイル
スノーピークが提唱するところで言うと、以下の3つのスタイルとなります。
- ミドルスタイル:テーブル高さ660mm
- ロースタイル:テーブル高さ400mm
- グランドスタイル:テーブル高さ300mm
普段自宅で食事をするダイニングテーブル&チェアに近い感覚でいうとミドルスタイル。多くのメーカーから「ハイテーブル」として展開されている高さでもあります。
それに対してロースタイルは目線が低くなり(=天井が高くなり)リラックスして過ごすスタイル。ソファでくつろいでいるときに近い感覚です。
グランドスタイルはお座敷スタイル。床に直接座る形で、足を伸ばしたり寝転んだりすることができます。
家族の選択
おそらく皆さんもそうだと思いますが、普段座っている椅子の座面高が何センチなのかなどは測ったことがありませんでした。
スタイルの違いが分かったあと、自宅の椅子やソファの高さを測り感覚ではなく実寸として認識をしました。そしてこちらの記事にあるように、店舗に足を運び展示されているいくつもの椅子に実際に座り、その感じを確かめました。
迷いに迷ったファミリーテント。ogawa ティエラ5-EX2に決定!
結果、僕らはこのように考えました。
- 食事をするのであれば、ハイ/ミドルスタイルが普段と変わらず使いやすい。
- 子どもにとっても普段と変わらないことで過ごしやすそう。
- でも、テントの天井高を考えるとハイ/ミドルスタイルでは窮屈になってしまわないか?
- また、子供用の椅子をハイ/ミドルスタイルで用意するのは大変じゃないか?
- ロースタイルなら、子供用はピクニックチェアがそのまま使えそう
- テーブルはミドル/ローで高さが変えられるものが多く出ている
- ハイ/ミドルとローそれぞれの椅子は買えないし…
- 食事以外のときにも使うことを考えて、ローにしよう!
ローに決めたものの、そこからどのチェアにするか目移りしまくる毎日が始まるのであった…。
鎌倉生まれのレーベル「鎌倉天幕」
偶然の出会い
どのメーカーの椅子にすべきか決めきれないまましばらく経ったある日、偶然「鎌倉天幕」と出会います。最初はタープ型のテントを目にして「こんなメーカーがあるんだ」と興味を持ったことがきっかけでした。
情報を探り、「作っているニューテックジャパンは有名メーカーのテントも作るOEMメーカー」「テント屋が地元・鎌倉の仲間のためにつくったレーベル」「とにかく妥協なしに、かっこいいものを。使いやすくて、持ってることを自慢できるものを。」そんな言葉に非常に共感していた矢先、ローチェアがあることを知りました。
鎌倉天幕チェアの優位点
ローチェアの情報を見ると、
- クランク部分に特許構造を持ち、座り心地を追求したフォルム
- アウトドアはもちろん、屋内でも毎日使える高い耐久性
- リビングで使ってもしっくり馴染むデザイン
- 贅沢な二重構造の生地によってヘタらない
といった特徴が挙げられています。写真を見てもカッコいい。
これはいいんじゃないか、何より「鎌倉」ということに運命を感じずにはいられない!
実際に使ってみて、挙げられている特長は嘘偽りないと感じています。
鎌倉の海でのこのしっくり感!
あと、大事なのは「自宅でも使えるか」。
キャンプ用の椅子だとリビングでは使いにくいし、違和感があるよね…。
その点こちらの椅子は普段から使うこともできてパフォーマンスが高い!
鎌倉天幕の実物が試せる数少ないお店は?
チェアは実際に座ってその感じを確かめたいもの。
だけど鎌倉天幕が置いてあるお店は無く、実物を見る機会は皆無だと思います。
そんな中、見つけました!しかも地元鎌倉に!!
2017年3月、青山から稲村ケ崎に移転したDOPE&DRAKKAR(ドープアンドドラッカー)が関東圏唯一の取扱店ということを発見し、すぐに向かいました。
こちらのD&Dさんは稲村ケ崎の最奥の住宅街にあり、鎌倉にお住まいの姉妹が経営されています。洗練されたアパレルが並ぶ店内。とても親身に商品のことを教えてくれて、じっくりと鎌倉天幕の製品を試すことができました。
2歳だと何もかも気になって触りたい!
だけどお店のお姉さんがハンドメイドのピンボールを貸してくれたからそれでずっと遊んでいたよ!
その間、お父さんとお母さんは「あーでもない、こーでもない」ってお姉さんと喋っていて全然構ってくれなかったよ(笑)
聞けば鎌倉天幕を展開しているニューテックジャパンの社長さんがすぐそばに住まれていて、まさに「地元・鎌倉の仲間」を体現するショップであること、スノーピークや有名ブランドのテント・タープを作られている中で自身が納得できる価格でいいものを提供したいこと、この辺りの人たちはやはり海に持って行くこと、SNSなどでどんどん紹介してほしいこと(笑)などを教えてくれました。
そして実物を試させてもらったことでキャンプでの使用のほかにも、自宅での利用だったり散歩で海に出掛けるときだったりと、さまざまなシーンがイメージできたので、
2つ買います!
とその場で購入を決めました。
鎌倉天幕チェア、とってもおすすめです
こうして我が家のキャンプ椅子は鎌倉天幕のチェアに決まりました。
イメージしていた通り、キャンプでも海でも自宅でも、大活躍しています。
実際にキャンプで使用した様子がこちらです。ogawaのティエラ5EX-2にも負けてないし、森の中のキャンプサイトで思いっきりリラックスできました。
カラーはDEEP SEAとSAFARIの2色展開。
どちらかの色に揃えた方がキャンプサイトの中での統一感は出たのでしょうが、どちらの色も捨てがたく…。
サファリはとても落ち着いてすっきり見せてくれますが、ブルーも各シーンで映えるんですよね。
そして最後に価格のことをご紹介します。
スノーピークなどいい椅子は他にもたくさんありますが、結構な値段がしますよね。こちらの鎌倉天幕は15,000円(税抜き)です。
軽量化されたチェアと比べると確かに重量(3.7kg)はありますが、オートキャンプやワゴンカートで運べるならそこまでデメリットにはなりません。
あとは、「ほかの誰ともかぶらない」という点もポイントが高いですよね…!
なので最後まで記事にするか悩んだんです。。。
でも本当にいいものだから…。うぅ葛藤。。。
これからも色々なシーンで活躍し、KAMAKURA CAMPの写真にもたくさん出てくることは間違いない鎌倉天幕チェア。デザイン、品質、価格とすべてにおいて満足度が高く、キャンプやアウトドアでも自宅リビングでも「使える」おすすめの椅子です!
重量 (約)3.7kg
素材 ・フレーム:アルミニウム6063 T5 ・生地:ポリエステル ・木材:ラバーウッド
耐荷重 150kg
コットもやばかった
おまけの話として、D&Dで同時に試させてもらった鎌倉天幕のコット。これが人をダメにするレベルの安定感・包み方で最高でした。
この時点ではまだテントをどれにするか決めかねていたので中に入るのかが判断できず購入は見送ったのですが、ずっと頭の中にあり、コットの第一候補であり続けています。
ユニフレームのスチールを使い、生地を斜めにカットしたバイアスカットによって生まれる伸縮性でまるでハンモックのように体を包み込んでくれます。
価格は約15,000円で、簡易的なコットに比べると値段はしますがつくりの堅牢性が全然違うと思います。さらに簡単に折りたためる収納性。我が家はチェアと合わせて確実にいつか買うと思います(笑)
重量 (約)7.3kg
素材 ・フレーム:スチール ・生地:ポリエステル
耐荷重/ ユニット 100kg / ユニット 300kg / 3ユニット
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