家族と行くファミリーキャンプはとっても楽しいのですが、今年はソロキャンプの機会を増やしたいと考えています。
我が家は小さい子どもがいることもあり、ファミリーキャンプでは設備が整っていてお風呂もあるような比較的高規格で安心な環境を選んでいるのですが、ソロキャンプの場合はもっと野趣溢れるところや、最低限の道具だけでしっぽりできるところがいいな~と思っています。
今回は、そんなソロキャンプ初心者の自分が行きたいとチェックしているキャンプ場をいくつかピックアップしてご紹介します。
白岩渓流園(埼玉県・飯能)
埼玉県飯能市の山奥、入間川の最上流に位置するキャンプ場。
渓流沿いや山間の中など自然環境たっぷりの中で、まるで野営のようにキャンプすることができます。
サイトによっては大型のテントが張れないので、その意味でもソロ向きではないかと思っています。
また、自動車を横付けできるオートキャンプではないので、荷物は駐車場からサイトまで自身で運ぶ必要があります。
途中、段差があったり丸太や板で作られた橋を渡っていくサイトもあるようなので、カートが使えないことも念頭に荷物は少なめを心掛けた方が良さそうです。
「この自然の中でキャンプができたら気持ちよさそうだな~」と思わずにはいられません。
大人一名1泊自動車利用の場合3,600円。
冬キャンプにも良い環境だと思うのですが、営業期間が3月1日~11月30日となっているので注意が必要です。
白岩渓流園 利用情報
開設 | 3月1日~11月30日 定休日:水・木曜日 |
所在地 | 埼玉県飯能市上名栗2305 |
HP | http://shiraiwakeiryuuen.racms.jp/ |
予約方法 | 電話のみ(正午~PM7:00) 042-979-0755 080-2380-4103 |
チェックイン | 11:00~ |
チェックアウト | ~10:00 |
オートキャンプ | ✕ |
ゴミ回収 | ○ |
風呂・シャワー | シャワーあり(5分 200円) |
料金 | 入園料:大人600円/子ども400円 サイト料:2,000円 駐車料:1,000円/オートバイ400円 |
道志の森キャンプ場(山梨県・道志)
言わずと知れた関東キャンパーの聖地。道志川の支流三ヶ瀬川沿い約2kmにわたって広がる、清流と森に囲まれた全面フリーサイトのキャンプ場です。
予約を受け付けていないこともあり、朝9時チェックイン開始時刻からいい場所の争奪戦で、連休や夏休みの土日は満場でテントを張るスペースすらない(本当にいっぱいのときは入場できない)ということで、なかなかにハードルが高いですが、やはり一度は訪れてみたい聖地です。
予約ができないことの功罪
予約を受け付けていないということで、天候や仕事の状況を見ながら「行きたい時に行く」ということができる利点があります。
ただし、早い者勝ちなので渓流沿いや夏場プールができる中央エリアは争奪戦。朝一に行くか、チェックアウトする方の入れ替わりを狙うかになりそうですが、土日は結構厳しそう。
僕は子どもがまだ小さいこともあり家族で行って設営場所に困ってしまうと痛いのと、様子もまだ分からないのでまずは平日にソロで行きたいと思っています。
公式Twitterを要チェック
キャンプ場の混雑状況や天候、周辺道路状況などの情報提供がTwitterで行われているので、こちらをフォローしておくと有益な情報を得ることができます。要チェックです。
道志の森キャンプ場 利用情報
開設 | 通年 ※11月中旬~4月中旬までは止水 |
所在地 | 山梨県南都留郡道志村10701 |
HP | https://doshinomori.jp/ |
予約方法 | 予約受付なし(先着順) |
チェックイン | 9:00~ |
チェックアウト | ~12:00 |
オートキャンプ | ○ |
ゴミ回収 | ✕ |
風呂・シャワー | シャワーあり(4分 200円) ※現在使用中止 |
利用料金
料金は人数+駐車料金のみ。
大人一名1泊自動車利用の場合1,800円というリーズナブルさが嬉しいです。
管理棟に出向いて受付をする方法と、巡回してくるスタッフの方に直接支払う方法があり、後者は人数料金のみちょっとだけ高くなります。
相当場所が限られるのではないかと思いますが、キャンピングカーも利用可能とのこと。
管理棟受付 | 巡回時受付 | 繁忙期 | |
1名(3歳以上) | 800円 | 1,000円 | 同額 |
自動車 | 1,000円 | 1,000円 | 2,000円/1,500円 |
バイク | 500円 | 500円 | 1,000円/750円 |
自転車 | 無料 | 無料 | 無料 |
キャンピングカー | 1,000円 | 1,000円 | 2,000円/1,500円 |
留意点
道志の森キャンプ場を利用する上で、気にしておかなくてはならない点を3つ挙げておきます。
- トイレットペーパーが無いので必ず持参
- 11月中旬~4月中旬までは止水されるので水道施設・水洗トイレが使えない
- docomoの電波がほぼ入らない
冬場は水道が使えないこともあり中・上級者向きになりますが、その分混雑しないのかなとも思うので今年絶対に行きたいキャンプ場の第一候補です。
青野原 野呂ロッジキャンプ場(神奈川県・相模原)
国道413号、通称「道志みち」の相模原側の入口に位置するキャンプ場。
魅力は何と言ってもアクセスの良さで、自宅からだと1時間20分程で到着できます。
台風や大雨の被害を受けながらも、そのたびに不屈の魂で立ち上がる力強いキャンプ場でもあります。応援したい。
隣に桜の下でのお花見キャンプで有名な「青野原オートキャンプ場」があるのですが、こちらは予約不可なので土日などは混み合いそう。
HPから最新の予約状況が確認でき、空いている日を探せるのも便利です。
目の前に道志川が流れ、飛び込み岩、吊り橋、大滝、むき出しの600万年前の地層などスポットがたくさんあることもあり子供が喜びそうなキャンプ場でファミリー向きと言えるのですが、ソロキャンププランが用意されているので、平日であれば静かにのんびりできるのではないか、と目論んでいます。
ソロキャンププラン
通常4,500円/区画のところを、2,500円(バイクの場合は2,000円)で利用できるお得なプランです。
デュオの場合は+1,000円で利用できます。
休日はファミリーに囲まれると思うのですが、平日ならゆったりお得に川沿いキャンプができると思うので、秋頃に狙いたいなと思っています。
青野原 野呂ロッジキャンプ場 利用情報
開設 | 通年 |
所在地 | 神奈川県相模原市緑区青野原931 |
HP | https://norolodge.com/ |
予約方法 | HP/電話で申し込み 090-4825-5111 |
チェックイン | 13:00〜16:00 夏シーズンは14:00~16:00 |
チェックアウト | ~11:00 |
オートキャンプ | ○ |
ゴミ回収 | ✕ |
風呂・シャワー | シャワーあり(5分 300円) |
料金 | 通常テントサイト:4,500円 ソロキャンププラン:2,500円 |
RECAMP おだわら(神奈川県・小田原)
こちらは小田原まで電車で行ってそこからバス利用で眼の前に着けるので、車を使わない徒歩キャンプの候補です。そのためには荷物をもう少し減らさないといけないですが…
人気マンガ、「ふたりソロキャンプ」の12巻で主人公たちが「さんにんソロキャンプ」を行っていたこちらのキャンプ場は、以前「いこいの森キャンプ場」だったところをRECAMPがリニューアル。
アクセスも良く箱根や小田原港・市街にも至近という場所で人気のキャンプ場です。
そのためかソロキャンププランは無く通常プランで予約することになるので、4,000円~8,000円と値が張りますが、自宅からも近く便利そう&自然も楽しめるシチュエーションなので行きたい候補に入れてあります。
ソロキャンプで荷物が少なければ、車の乗り入れができない「清流リバーサイト」「密林テントサイト」が良いと思います。
※車で来る場合は、場内有料駐車場の予約が必要です(別途1,010円)
そしてこちらのキャンプ場、小田原市民の場合は20%OFFとなります!
すべてのプランに適用され、駐車場は半額の510円になるので非常にお得です。
神奈川県民割に対象を広げて欲しい…!
RECAMP おだわら 利用情報
開設 | 通年 |
所在地 | 神奈川県小田原市久野4294-1 |
HP | https://www.nap-camp.com/kanagawa/13655 |
予約方法 | HP(なっぷ)から申し込み |
チェックイン | 14:00〜18:00 |
チェックアウト | ~12:00 |
オートキャンプ | ○ (「清流リバーサイト」「密林テントサイト」は車の乗り入れ不可) |
ゴミ回収 | ○ 無料 |
風呂・シャワー | シャワーあり(無料) |
料金 | 林間オートサイト:7,000円~ 清流リバーサイト・密林テントサイト:4,000円~ |
炭焼の杜 明ケ島キャンプ場(静岡県・掛川)
最後に、こちらは以前ご紹介した「阿寺渓谷キャンプ場」に並ぶ秘境。
- 細い山道を30分登った先にある
- 携帯の電波が入らない
- 電灯が最小限、まったく高規格ではない
というロケーションで、穏やかに、静かにデジタルデトックスをして過ごすためのオトナのキャンプ場です。
こちらで使いたいのは森に浮かぶデッキサイト、半月・満月です。
清流のほとりに立てられたウッドデッキは真下に流れる川のせせらぎを聞きながら、最小限の灯りのみで過ごす特別な経験ができそう。
満月の方は約5mの正方形をしていますが、真ん中に立ち木が一本あるので大型テントは難しそう。
半月は広いところで約3mということなので、ソロ用と考えた方が良さそうです。
まだ子どもを連れて行くには早いし、夜真っ暗になったら落ちそうだなぁと想像できるので、やっぱりソロ利用かなと思います。
携帯の電波も入らないので、一人になって読書をしたりとか、携帯を見ずにどこまでぼーっと過ごせるのか試してみたくなります。
平日は利用料が割引に
繁忙期を除く平日は、嬉しいことにサイト利用料金が割引となります。
- ウッドデッキサイト名:半月(はんげつ)
7,000円 -1,500円値引き = 5,500円 - ウッドデッキサイト名:満月(まんげつ)
9,000円 -2,000円値引き = 7,000円 - 焚き火専用プライベートサイト THE FIRE PLACE(ジ ・ファイアプレイス)
20,000円 -5,000円値引き = 15,000円 - ステージ付区画サイト(ペット可・ペット不可)
5,000円 -1,000円値引き = 4,000円 - ステージ付きコテージ
6,500円 -1,500円値引き = 5,000円 - コテージ
5,000円 -1,000円値引き = 4,000円
と、ぐっとお得になるので可能であれば平日に利用したいところです。
炭焼の杜 明ケ島キャンプ場 利用情報
開設 | 通年 |
所在地 | 静岡県掛川市炭焼33-2 |
HP | http://www.bt-r.jp/smc/ |
予約方法 | HP(なっぷ)から申し込み |
チェックイン | 12:00~16:00 |
チェックアウト | ~11:00 |
オートキャンプ | ○ |
ゴミ回収 | ○ 無料 |
風呂・シャワー | シャワーあり(200円/回) |
料金 | (満月)ウッドデッキサイト:9,000円~ (半月)ウッドデッキサイト:7,000円~ ステージ付き区画サイト:5,000円~ 環境維持費(ゴミ管理含む):500円/人 |
以上、まだ訪れたことが無いキャンプ場に加えて、こちらのキャンプ場もソロ利用で再訪したいと思っています。
ほったらかしキャンプ場(山梨県・笛吹)
ファミリーキャンプで何度も訪れているキャンプ場ですが、ソロ専用サイトが大量に造成されており、ソロキャンプの用途がぐっと広がりました。
全27区画(まずは上段のみ)のソロ専用サイト「ぼっちサイト」は、
- 大人1名のみ
- 小学生・未就学児の利用不可
- 各サイトサイズ:約5m×8m(駐車場込み)
という形で、1泊3,500円で利用することができます。
3,500円でほったらかしが使えるというのはかなりお得な感じ…!
ほったらかしキャンプ場は眺望やほったらかし温泉が隣接ということもあり、サイトの広さ的にもファミリー利用がメインでソロだともったいない感じがしていたのですが、ソロ専用サイトができたことでソロキャンプ目的でも候補に急浮上しました。
富士見の丘オートキャンプ場
オープン直後2021年の2月に訪れたのですが、この1年でさらに拡張されているようで、またソロキャンプで訪れたいな~と思っています。
富士市は「富士山ドーン!」で車で走っているだけでも楽しいですし、
- 富士山
- 夜景
- 海
と眺望3種盛りの環境は圧巻でした。
使うならやっぱり眺望抜群の区画サイト「100万だらぁ~サイト」が良いと思うのですが、平日限定でソロ用の割引プラン(5,000円→3,500円)が用意されています。
いつものファミリーキャンプもとても楽しいのですが、自分だけのペースで自分だけの時間を過ごし、自由気ままにできるソロキャンプへの憧れが日に日に増しています。
ソロだと荷物を最小限にして設備よりも環境と価格重視で…と目的も変わり、キャンプに求めることも広がりそうだと想像するだけでワクワクしてきます。
そのワクワクを抑えきれず、ソロキャンプを見据えてまたギアを購入し始めているのは困ったものですが、秋・冬シーズンに行くことを計画しています!
コメント