8月最後の週末に駆け込みで行ってきた清里中央オートキャンプ場。
高原のキャンプ場でとっても過ごしやすく、きれいなキャンプ場でした。
こちらはBE-PALの「ほんとうに気持ちいいキャンプ場100 2021/2022年版」にも掲載されているところで、設備が集まっている管理棟もすごくきれい。ファミリー利用にはうってつけだと思います。
著者/編集:小学館
出版社:小学館
発行形態: ムックその他
ページ数: 116p
清里への道
清里中央オートキャンプ場はその名の通り山梨県北杜市の清里に位置しています。
中央道の須玉ICか長坂ICを降りてアクセスします。
八王子ICでの渋滞を織り込んでください
東京・神奈川方面から向かう場合、渋滞の名所八王子IC~相模湖ICがありますので、週末は渋滞を覚悟して時間に余裕を持って向かうか、早目の時間に出発する必要があります。
清里中央オートキャンプ場はちょうど清里の中央に位置しているので、ここを起点にして周辺のスポットにもアクセスしやすいです。
中央道の反対側の白州エリアにもたくさんキャンプ場があり、ドライブとしてもちょうど良い距離なのでこのエリアを使うことがとても多くなってきました。
キャンプ場の様子
オートサイトが100もあるので予約が取りやすい
清里中央オートキャンプ場はこちらの写真のように、たくさんのオートキャンプサイト(電源付き/電源なし)とログケビン・トレーラーハウスの宿泊施設が用意されています。
オートサイトが100もあるので、比較的予約が取りやすい(なので我々も飛び込めました)キャンプ場かなと思います。
白樺の林間サイト&遊具も充実
標高1,200mにあるので夏も爽やかで、白樺に囲まれた林間サイトになっています。
秋は早い段階から暖房器具マストになりますが、落葉すると八ヶ岳や富士山も望めるということで、非常に気持ちよく過ごせます。
キャンプ場の右奥には子どもが遊べる遊具施設が備わっています。
しっかりした作りでスペースも広いので、うちの子も大喜びでした。
他にドッグランもあります。
遊具が充実していると、子どもが常に行きたがったり、ずっと遊びたがったりで大変な一面もあるんですが…(苦笑)
この遊具やドッグランのスペースは、以前は空き地だったそうです。
そのため付近にテントサイトが無いので、夜は真っ暗で星がすごくきれいに見えました。
我が家は結構雨や曇に当たるので、快晴の中満天の星空は実は初めてで、子どもも驚いて眺めていました。夏の最後に良い思い出が作れたかな?
各サイトの様子
サイトの種類はシンプルなので大きな違いはありませんが、エリアとして周囲の様子をお伝えします。
上記のマップのサイト番号と照らしてご覧ください。
144番サイト
僕らが割り当ててもらったサイトです。
右側のエリアに位置して、さらに奥に遊具スペースがあったので子どもを遊ばせるのには便利でした。
炊事場やトイレがある管理棟までは歩いて1,2分といったところ。
129番サイト付近
白樺の林に囲まれたこの通路がとても雰囲気が良く、歩いているだけで気持ちよかったです。
奥のサイトの方が管理棟に向かうときは例外なくこの道を通るので、混雑しているときは人通りがちょっと気になるかもしれません。
管理棟前から入口方面
左手にログケビンが並びます。
キャンプ場にはこの道を入ってきて、管理棟でチェックインをします。
この周回道路は一方通行になっているので、子連れでも比較的安心かと思います。
トレーラーハウス
「トレーラーハウス」と聞くと車に乗っている建物をイメージしてしまうのですが、トイレやシャワー、冷暖房も付いたコテージと言ったほうが正しいかもしれません。
管理棟の上エリアに位置しています。
111番サイト付近
こちらの方はスペースが開けているので広く感じます。
実際にスノーピークのランドロックやコールマンのウェザーマスターを張っている方もいたので、大型テントで行きたい方はこちらの希望が良いと思います。
40番台&23番サイト
管理棟を内側にぐるっと囲む周回道路の外側と内側。
外側のサイトは平坦に整えられているので使いやすく、内側のサイトも管理棟に近くて色々と安心かと思います。
その他ポイント
ファミリーが多め
こちらのキャンプ場はグループ利用を禁止していたりしないのですが、利用客は圧倒的にファミリー中心でした。
僕らが利用したときは背中合わせのサイトが2サイト連結のグループキャンプだったのですが、夜うるさいことも全く無く、快適に過ごせました。
また、林間のキャンプ場なので水遊びができるような場所は無いのですが、キャンプ場から歩いて10分のところに大滝というスポットがあります。
割当サイトによっては狭く感じるかも
自分たちのサイトがそうだったのですが、隣のサイトとの距離が近い(自動車で仕切る感じ)と感じるかもしれません。
また、木陰ができてありがたい一方でちょうどいい位置に木があったり、サイト内で草が生い茂っていたりでフルにスペースを使えない場合もありそうです。
オートサイトの広さは8m×8mとなっていますが、大型のテントを利用される場合は念のため予約の際にサイズ感を伝えておくのが良いかなと思います。
お風呂はありませんが、周辺に温泉があります
シャワーはあるものの、お風呂はありません。
周辺に3箇所温泉があるのですが、どれも車で15分以上走らせる必要があるので、設営後一杯やりたい方(我が家がまさにこれ)は帰りに立ち寄る形かなと思います。
ハンモックハンガーが無いサイトもあります
僕らがまさにそうだったのですが…。「ハンモックが出来るキャンプ場」と謳っていますが、すべてのサイトにハンモックハンガーがある訳ではありません。
もしハンモックを絶対にやりたいということであれば、予約時にその旨希望として伝えておくのが無難かと思います。
防寒対策は念入りに
空気が澄み渡り、虫も少ない秋冬のシーズンはキャンプのベストシーズンだと思っているのですが、清里中央オートキャンプ場も間違いないと思います。
標高1,200mからの満天の星空がさらに輝くはずです。
反面、この標高でもあるので防寒対策は念入りに行う必要があります。
こちらのサイトに清里の天候記録があるのですが、10月後半からぐっと最低気温が下がり、11月は氷点下に至ることもしばしば。
十分に対策を講じて行かれることをおすすめします。
清里中央オートキャンプ場:キャンプ場データ
基本情報
開設:3月初旬~1月初旬
チェックイン:14:00~17:00
チェックアウト:12:00(ログケビンとトレーラーハウスは11:00)
アーリーチェックイン:10:00から入場可能(宿泊前日までの申し込み。繁忙期は不可の場合あり)
アーリーチェックイン料金:小学生以上1人あたり+500円
住所:山梨県北杜市高根町大字浅川字水頭152-1
電話:080-3699-2891
http://www.autocamp.co.jp/
設備
サイトの広さ:約8m×8m
オートキャンプ:〇
電源サイト:あり(1500w、15Aまで)
風呂・シャワー:風呂なし、シャワー施設あり(4分100円)
水洗洋式トイレ:あり
給湯設備:あり(5分100円)
ランドリー:あり
Wi-Fi:あり
サイト利用料金
オートサイトはサイトに関わらずの一律料金で、通常期と繁忙期で値段が変わります。
耳寄りな話として、期間が限定されますが半額になるキャンペーンが実施されています!
通常期料金 | 繁忙期料金 | |
電源なしサイト | 4,400円 | 6,600円 |
電源付きサイト | 5,500円 | 7,700円 |
ログケビン | 11,000円 | 14,300円 |
トレーラーハウス | 22,000円 | 27,500円 |
半額キャンペーン(2022シーズン)
- 3/6~3/31
- 5/9~6/30
- 10/1~12/23
上記期間中の土曜・特別日を除いた全日
施設 | キャンペーン料金 |
オートキャンプ(電源なし) | 2,200円 |
オートキャンプ(電源付き) | 2,750円 |
ログケビン | 5,500円 |
トレーラーハウス | 17,600円 |
キャンプ場の管理人さんがとても良い方で、予約のときから非常に良くしていただきました。
チェックアウトの際に少しお話を訊いたところ、清里は豪雪地帯ではないものの、雪が降ると吹雪くときもあるそうで、1月頭まで営業し3月までクローズされるそうです。
僕らは次は来年の春夏になるかな~と思いますが、また訪れたいキャンプ場でした。
他のキャンプ場レビュー記事
他に訪問したキャンプ場のレビュー記事はこちらをご覧ください。
主にファミリー向けのキャンプ場が多いですが、サイトを詳しくレビューしています。
コメント