前回記事に続き、四徳温泉キャンプ場でのレポです。
連泊の醍醐味は何と言っても「のんびり」。
四徳温泉キャンプ場はどこかに出掛けるのも片道30分以上峠道を下っていく必要があるため、連泊2日目はキャンプ場に閉じこもってのんびりキャンプを満喫しました!
朝のコーヒー
朝起きて最初にすることはお湯を沸かしてコーヒーを淹れることです。
やはり自宅で淹れるコーヒーとはひと味もふた味も違って、キャンプが好きな理由の一つになっています。
ユニフレーム 山ケトル700
これまでクッカーや大きめのコッパーケトル、さらには鉄瓶を使っていたのですが、
- より簡単にお湯が沸かせて
- コーヒーを落とすのにちょうど良いもので
- その上軽くて収納性が高いもの
が欲しくなり、ユニフレームの山ケトルを選びました。
サイズがいくつかあるのですが、ソロ・二人分であればこちらの700がベストサイズでないかと思います。
そのままではコーヒーを落とす際に細くお湯を注ぐことが難しい(できなくはないが、ムラが出る)ので、真鍮製の注ぎ口をドリップノズルとして追加しています。
注ぎ口はamazonで山ケトル700に対応したものが売っているほか、メルカリで出品されている方からも購入することができます。
軽いしコンパクトなので、キャンプ以外のシーンでも活用できてとても便利です。
【重量】約163g
【満水容量】0.7リットル【適正容量】0.6リットル
【材質】本体・フタ:アルミニウム・アルマイト加工、ハンドル:ステンレス鋼、つまみ:フェノール樹脂
【付属品】収納袋
珈琲考具 コーヒーサーバー
中央にあるブルーのサーバーは珈琲考具のもの。
トライタン樹脂という、ガラスのような見た目ながら硬いプラスチック状の素材で、落としても割れなく、軽くて持ち運びにも安心な優れものです。
薄いブルーが掛かった色味や、フォルムのデザインもいいですよね。これで1,540円なので、意外とコストパフォーマンスが良い品物です。
サイズ:幅14.2×奥行10.7×高さ10.5cm
重量(約):160g
容量(約):満水470ml、適正400ml
材質
本体:飽和ポリエステル樹脂(耐熱110℃、耐冷-20℃)
フタ:ポリプロピレン(耐熱110℃、耐冷-20℃) 色:クリア
食洗器、電子レンジ使用可
ポーレックス コーヒーミル2
ミルは豆を挽く粒度を細かく調整できて安定のポーレックス。さすがのメイドインジャパン品質です。
3年近く使っていて何の問題もありません。海外製の安いものでなく、信頼できる良いものを買っておいて良かったなと実感しています。
ファイヤーサイド コッパーケトル
こちらも愛用中。ファイヤーサイドのグランマーコッパーケトル。
多めにお湯を沸かしたいときや、夜ストーブの上に置いて蒸気を出したり、焚き火にダイレクトに突っ込んだりと色々な使い方ができます。
もちろん、自宅でも日常的に使っています。鉄瓶と違って沸かしたお湯をそのまま溜めておけるのが実は便利です。
そしてこの風合い。下記の記事をご覧いただいて、買った時の状態と比べてほしいのですが、だいぶ味が出てきました。
[サイズ] W180×D222×H240mm(本体+蓋)
ハンドルを立てた状態:H310mm、底径:180mm
[容量]満水容量:3.3L、適正容量:2.3L
[重量] 1100g
[材質]本体/銅(内側スズメッキ)真鍮
ハンドル/ステンレス、木(ブナ)
薪ストーブ、ガスで使用できます
日本製
朝食は簡単に
コーヒーで目を覚ましたら、朝食の準備に取り掛かります。
と言っても朝はできるだけ楽にしたいので、いつも簡単に作ります。
キッチン周りはこんな感じ。
食道楽キャンパーらしく、キッチン台とツーバーナーをセットして、自宅より広いです。
収納サイズ: 本体:(約)W120×D48×H58/77cm バーナースタンド:(約)W57×D52×H60cm
重量: 本体:(約)7.8㎏ バーナースタンド:(約)1.5㎏
材質:フレーム、ランタンスタンド:アルミニウム 生地:ポリエステル(PVCコーティング) 天板:MDF、スチール 棚板:MDF 静止耐荷重:本体:30kg バーナースタンド:20kg 収納棚:5kg ランタンハンガー:1kg
付属品:ランタンハンガー、キッチンツールハンガー、バーナースタンド用キャリーバッグ
この日の朝食は買ってきていたバゲットと、昨夜の残りで作ったトマトスープ。
ビーンズの缶詰を加えて水を少し足し、味を整えて完成です。これだけで十分おいしい!
のんびり
朝食も日常と違ってずいぶんのんびり。と言うか、僕は普段は朝食を食べなく、キャンプの時だけ食べます。
食事が終わったらさらにのんびりタイム。
テントからこんな景色を眺めながら、静かな時間を過ごします。
朝食後、ゆったりのんびりできるのも連泊ならでは。最終日は撤収を控えているのでそそくさと片付けを始めねばならず、こんなにゆっくりできません(T_T)
平日や土曜日の朝など、人が少ないときはキャンプ場の中も穏やかな時間が流れます。
サイトの前を流れる沢を遊歩道沿いに登っていくと、清流に触れられるスポットも。
キャンプ場の奥はまさに森。
夏場はテントサウナから水風呂代わりにこの沢へダイブです。
今回のベストショット
沢を挟んで反対側からのショットがいい感じでした。
テント内の様子
ティエラ5-EX2は横幅300cm取れるので、リビングとしてもゆったり。
雨のときはこの中に閉じこもりますが、ストーブを中に入れて、ラックを置いて、テーブルとチェアを配置しても十分に過ごせます。
バンブーラウンジテーブル/100
そういえば紹介したことが無かったっけな?ということで、使っているテーブルはコールマンのバンブーラウンジテーブル。マスターシリーズというコールマンの中でもハイスペックなモデルのもので、竹集成材を使用したフレーム一体型です。
特徴は何と言ってもグラつきが少ない堅牢なフレームで、フラットな天板も厚くしっかりしています。
その分重さ9.9kgとヘビー級なのですが、天板を折りたためば脚も同時に収納され、開くときも同様なワンタッチ構造になっているので簡単に設営できます。
また、高さ40cmのロースタイル、60cmのラウンジスタイルと2段階に切り替えることが可能です。
子どもが小さいうちは足を引っ掛けたり、倒したりが危ないと思ってこの剛健なテーブルを購入したのが2020年の秋。それから2年半、まったく問題なく使えています。
●収納時サイズ:(100)約99×10.5×47(h)cm
●重量:(100)約9.9kg
●耐荷重:約30kg
●材質:天板/竹集成材フレーム/アルミニウム
●付属品:収納ケース
YOLER ハンギングラック M
そして重宝しているのがこのハンガーラック。
ファミリーキャンプだと自分のものも含めて上着をどうするか問題に直面します。
そこで簡単に組み立てられるハンガーラックの出番です。たくさん種類が出ていてどれにしたものか迷いますが、
- 洋服を吊るすことを考えて、高さが100cmくらいあること
- コンパクトに収納でき、軽く、工具不要で使えること
- できるだけ安いこと
という基準で僕はYOLERのものを使っています。
高さ106cmで、ポールがショックコードで繋がっているので簡単に組み立てられます。
正直、どのメーカーのものでも外見やクオリティは一緒かなと思うのですが、同じサイズ表記・高さでもメーカーによってMだったりLだったりするので、必ずサイズを確認してください。
重量:約790g 耐重荷:8kg
材質:ハンギングラック:ステンレス、アルミニウム合金
昼から焚き火&調理
これも連泊の醍醐味。昼から(何なら朝から)気兼ねなく焚き火を楽しみます。
さらに薪火料理も同時進行で調理します。
昨日も使った焚き火台とグリルブリッジ&焼アミ Pro.のセットを今日も。
このように、ダッチオーブンのリッジ(蓋)に炭を載せて上下から熱を加えるオーブン調理が簡単にできます。
それまで持っていたのが小さめの焚き火台だったので、スノーピーク焚火台はLサイズを選んでいます。
その方が用途違いで幅が出ると思ったことに加え、調理することを考えるとスペースが欲しかったからなのですが、まぁー薪を使う使う(笑)
四徳温泉キャンプ場は薪も大きめのカゴに詰め放題でとってもお得なのですが、しっかり一杯分使い切って帰ってきました。
ダッチオーブンのおかげで料理のレパートリーが増えています。
この日はトマトファルシを。せっかくだからとブロッコリーや地元のキノコなど野菜を一緒に。
これもうまかったなぁ~
おまけ
我が家のキャンプで最も登場回数が多いのは、豚汁です。
困ったら豚汁。迷ったら豚汁。何なら毎食豚汁でも文句言わない。
野菜をたくさん入れた豚汁と、メスティンで炊いたご飯があればそれでOK。
料理がたくさん並ぶパーティースタイルも楽しいのですが、こういうシンプルな食事も安心します。
そして、次の日の朝、撤収前には残った豚汁にうどんを入れればOKだよね、と計画していたのですが…。その調理中、鍋を倒して盛大にぶちまけるというおまけ付きのキャンプでした(苦笑)
VENTLAX 2WAY焚き火チェア ワイドTC
泉州発祥のアウトドアブランド、VENTLAXのコットを愛用していますが、ローチェアもかなりいい感じです。
「焚き火をしながら調理をしたり、ゆったり眺めたりするのに最適なチェア」との触れ込み通り、焚き火のときはもちろん、ちょっと腰掛けたいときなどに活躍しています。
- 火の粉に強い、難燃ポリコットン/TC素材を採用
- 大柄の男性でもゆったり座れる、60cm幅広ワイド設計
- 長時間座っても腰が疲れにくい、快適な座り心地を徹底追求
- 簡単に2段階の高さ調整ができる、2WAY仕様
- 耐荷重120kg、安心して長く使っていただきたいからこそ細部まで徹底的なこだわりを!
- 側面のデイジーチェーンで、デザイン性と機能性が大幅アップ
という特徴を誇り、中でも「火の粉に強い、難燃ポリコットン/TC素材を採用」「大柄の男性でもゆったり座れる、60cm幅広ワイド設計」という点は焚き火前でゆったり過ごす上でとても安心・快適に働きます。
7,980円というプライスなので、メジャーなメーカーの製品と比べると圧倒的にコストパフォーマンスが高いと言えます。
僕自身、信頼を置くOgawaのローチェアを買うのを我慢して、このVENTLAXチェアの発売をひたすら待ち続けました(笑)
素材:アルミニウム
耐荷重:120 キログラム
梱包サイズ:38 x 15 x 13 cm; 1 kg
僕は夏と秋に訪問しているのですが、自然のロケーションとしてはどちらも抜群でした。
買い出しに行こうにも車を30分以上走らせる必要があるので、できれば食材や備品は買い込んでキャンプ場の中でのんびりゆったりと過ごすのがお勧めです。
そして何より自然と温泉を楽しんでください!
こうして記事にしたことで、「また行きたいな~」という欲求がふつふつと湧き上がっています(笑)
きっと今年もまた行くので、その日を楽しみにしたいと思います。
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主にファミリー向けのキャンプ場が多いですが、サイトを詳しくレビューしています。